さぁ、ここからはわたくしの思いの丈を述べる時間となっております。皆さん、ちょっと足を崩されてくださいね、全然ね。

語っていきたいと思うんですけど、ほんとに私、考えていなくて、その場で感じたことを話していこうかなっていう風に思っているので聞いてくださったら嬉しいです。

まずは10年間、HKT48の1メンバーとして支えてきてくださった皆さん、そしてね、今日見に来てくださった皆さんももちろん、DMMでね、ご覧の皆さんもね、本当にありがとうございます。そしてロビー鑑賞にもいらっしゃるということで、本当にありがとうございます。

はい、私のHKT人生は、研究生でね、こう入ったんですけども、ほんとになかなか最初の方は劇場に自分の団扇が増えなくて「どうしよう、これどうしたもんかな」と、どうやったら自分のファンの人が増えるんだろうなっていう凄く悩んだ時期がけっこうありまして。

でもやっぱりその自分が目の前にこう与えられたことをしっかりこなしていくっていう中で、ちゃんと見てくれてる人が凄くたくさんいたっていうのが凄く大きくて。

それで、「何日の公演見たよ」とか「MCここ面白かったよ」とか言ってくれて、SNSもね、始まったりとかして、最初はGoogle+っていうブログだったんですけども、そこでですね、コメント欄で、こう皆さんと交流をしたりとかして始まったんですけども、ほんとにこの10年思い返してみるとファンの皆さんのおかげでほんとに私がいるんだなっていうのを凄く実感しております。

一番大きい出来事はやっぱり総選挙だと思っています。

かなりのね、回数ランクインさせていただきました。ほんとに皆さんね、色んなね、思いもあったと思います。

そして、なんだろうな、私の中で「どうやったら団扇が増えるんだろう」とか「自分のこと『好きな子』って言ってくれる人が増えるんだろう」って考えた時に、ファンの方発信で、「じゃあ、理子ちゃんを総選挙に入れて押し上げよう」ってしてくれたことが本当に運命の分かれ道だったなーっていう風に思っていて。

ほんとに最初は高校3年生で入って、大学4年間、皆が大学生活楽しんでいる間に私はHKTで頑張ろうっていう風に決心して入ったんですけども、入ってみたらもう楽しくて仕方なくて。

ほんとに楽しいんですね、メンバーといるのも楽しいですし、握手会ももう自分がファンとして行ってた身だったので、こんなにパワーもらって、こんなに楽しいんだっていうのを実感した時に、「嗚呼、もうアイドルってたまらんな」って思って、応援するほうも応援されるほうも凄く楽しいんだなっていうのを感じて、今日ここまでやってこれた気がしています。

本当に皆さんに助けられたのは総選挙だけではなくて、日頃のね、SNSでのコメントだったりとか、お手紙だったりとかね、そういうのもね、たくさんこう10年間でいただいてきたんですけども、やっぱりコロナ禍になって、ちょっと会えなくなっちゃった時期があって、もう本当につらくて、この新劇場になった時も無観客公演をさせていただいたんですけども、その時に、あっ、無観客公演ってこんなにも、こう何て言うのかな、自分たちから出すパワーと皆さんから頂くパワーが合わさって今までの劇場公演ってこんなに素敵なものが作れていたんだなーっていう風に実感して、ね、皆さん会えなかった時期も凄くあったんですけども、今こうして新劇場で満員の皆さんのね、景色をこう見れたっていうのはとっても嬉しいなという風に感じています。

いつどこでもね、今日中に入れなかった方もね、DMMで見てくださってる方ももちろんいると思うんですけど、どこにいてもそうやって私のことを気にかけてくれたり、そうしてくれるだけで、ほんとに立派なファンの一員だなっていう風に思うので、これからもですね、どうぞよろしくお願いしたいところではあるんですけど、これからの話にしましょうか。

じゃあね、はい、そうなんですよ、HKTで10年間やってきたんですけども、これからはタレントさんになりたいという夢を見つけました。

本当にHKTの活動はたっくさん色んなことをさせていただいて、自分が「これをね、やりたいです」ってこう言っても、じゃあそういうね、お仕事頑張ってね、こう、何て言うんですかね、「HKTでこう広めていこうね」っていう風にしてくださるんですけど、自分がちょっと、「これは自分に合ってるのかな」みたいなことでも挑戦させてもらえる、そんな素敵な環境だなっていう風に思って、後輩のね、皆にはね、なんか、ほんとにね、これからの活動で自分に合ったことを見つけて、HKTでずっと頑張るもよしだし、ね、自分の進みたい道に進むっていうのをね、やってもらえたら嬉しいなという風に思っています。

で、私はタレントさんになるっていう夢を見つけて、その道にですね、ステップアップするんですけど。ステップアップできたらいいなーっていう風に思うんですけども。

ね、去年ですね、サンミュージックプロダクションの方に移籍させていただいて、東京にもね、事務所があって、福岡にも事務所があるという形なので、どちらでもほんとにお仕事できたら凄く嬉しいなっていう風に思うんですけど、やっぱり地元福岡を盛り上げていきたいっていうので福岡の、もうテレビにですね、とにかく出まくりたいです。はい。

本当に出まくってですね、私の夢はHKTの冠番組のMCをしたいなっていう風に思って。(拍手)

そうなんですよ。で、その冠番組のMCの番組が始まりますっていうのをHKTのコンサートにサプライズ発表しに行けたらいいな~みたいな目標というか夢があるんですけども。

福岡だとね、やっぱり関東の方も見れないね、テレビとかもあるかもしれないんですけども、関東の皆さんや全国の皆さんが見れるようなね、お仕事もしていけたらいいなーっていう風に凄く思っていますので、ほんとに卒業は出口ではなく入り口、坂口だなっていう風に思っていますので、ほんとに、何て言うんですかね(ざわw)

すいません、ごめんなさい、ほんとに、ね、悲しい思いをね、させてしまってやっぱアイドル姿見れなくなるのが悲しいって皆さんに言っていただいて、「嗚呼、ちゃんと皆にとってアイドルできてたんだ、私」って凄く感じたんですけども、本当に変わらずね、これからも応援してくださったら嬉しいなっていう風に思いますし、もしね、ファンクラブとか作ったらですね、入っちゃったり、入らなかったり(客笑) しちゃってください。

本当に皆さんのことが大切で、これからもね、ほんとに皆さんにたくさんお世話になるかもしれないんですけども、HKTで培ったものをですね、しっかり、ね、発信していけるように頑張っていけたらいいなという風に思っています。

そしてですね、スポーツライブ+さんでMC、パンクブーブーの黒瀬さんとMCさせていただいている「鷹のミカタ」なんですけども、来年もさせていただくことになったので、はい(拍手)

ありがとうございます。卒業をしてもですね、そうやってお仕事させていただけるの凄く嬉しいことだと思うので一生懸命自分にできることをね、常に探しながら頑張っていけたらいいなーっていう風に思います。

ほんとに皆さんにこうして劇場で会えなくなってね、なんか、ね、「尾てい骨ひび入ってました」みたいな、そういうMCとかもできなくなるんですけど、これをどこで消化しようかなっていう風に思ってるんですけども、ね、一生懸命ほんとに、本当に一生懸命、今までも何が自分にできるんだろうとか、常に、なんか落ち込むことがめちゃめちゃあったんですけど、その中で「嗚呼、こういう場合は自分はこういう風な立ち位置に回った方がいいかも」って思って色んなね、ことを考えながらやってきたんですけども、皆さんがね、「10年間お疲れ様、10年間ありがとう」っていう言葉を聞いて、その道が間違ってなかったんだなっていう風に思ったので、本当に、もう本当に本当に最後の最後までね、色んなことをさせていただきましたし、ね、本当に悔いはないアイドル人生になりました。ありがとうございました!(拍手)

ありがとうございます。

話せてたかな? 大丈夫かな?

ほんとに皆さん、ここのステージに立って感じたことを話そうかなっていう風に思っていたんですけど、本当にね、これから、10年ね、アイドルとしてやってきたんですけど、これからもね、10年、20年、30年よろしくお願いします。(拍手)

ありがとうございます。

(2022年12月5日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームH「RESET」公演 坂口理子卒業公演)