まず、今日は私の卒業公演を見てくださり本当にありがとうございました。

AKB48には14歳の時にチーム8として加入して、初期の頃はチーム8から1人でAKB48の活動の中に入っていく、その流れが多くて、いつも怖くて寂しくて、自分の居場所も迷子になってしまうことが多々ありました。

嬉しいことで、ありがたいことではあったけど、当時の人見知りすぎた私にはなかなかそのチャンスを自分の中でうまく消化できず、試練の連続でした。

でも、たくさん悩んだその時間があるからこそ今の自分がいるし、ファンの皆とも楽しく過ごせているんだと思います。

AKB48に出会えていなかったらこんなに濃い9年間を経験できなかったと思うし、何よりこんな素敵で大好きなメンバー、ファンの皆さんに出会えていないので、本当にAKB48には感謝しています。

この日を迎えるまでの間、他のメンバーの卒業を見送りながら本当に自分が卒業公演を終えることができるのか不安で考えていたけど、メンバー、ファンの皆さん、スタッフさんのおかげで無事終えることができました。

この9年間の思い出はつらくなった時に絶対に自分を助けてくれると思います。

新しい道に進むのはワクワクで、ドキドキな反面、もちろん不安な気持ちもあります。でも自分の一歩を踏み出すタイミングは今なんだと思います。

また次の場所で頑張ってみるね。

本日は本当にありがとうございました。

そして、いつも私のことを支えてくれたお父さん、お母さん、そしてお兄ちゃん。

私がお仕事がうまくいかなくて泣きながら時間関係なく電話かけたり、なぎなぎTubeの動画を撮るために色んな場所に車で連れて行ってくれたり、相談したら私と同じ熱量で真剣に話を聞いてくれたり、私が落ち込んでたら食べ物のチケットをくれて元気づけてくれたり、北海道から○○を見に来てくれたり、時には船で北海道から東京に来てくれたり、本当にいつもありがとう。

これからたくさん恩返しできるように頑張ります。これからもよろしくね。

(2023年7月31日 AKB48劇場 湯浅順司プロデュース「その雫は、未来へと 繋がる虹になる。」公演)