29歳の1年はどんな1年でしたか?
そうですね、29歳は、やっぱコロナ禍っていうこともあって思い通りに活動できなかったし、こうやって劇場もほんとはチームB皆で立ちたかったんですけど、それも叶わなくて、なんかもどかしいこととかもたくさんあったんですけど、その中でも自分としてはYouTubeとか始めたりして、その毎日動画を更新するっていうことをやったりしていく中で、なんだろう、その毎日更新だから自分の日々を皆さんにお届けしてたから、もうすっぴん寝起きでトレーニングしたり、すっぴん寝起きでプロテイン振ったりしている状況、夜中にチーズナン食べたりとかも全部お届けしてて、なんか29歳の1年はほんとに、もう大家志津香の素の全部をファンの方に見ていただけたんじゃないかなって思う1年で、それでもまだ好きでいてくださってる方がいるっていうのはほんとに凄いことだなって思える、なんか距離が縮まったのかなって思う1年です。
30歳はどんな1年にしたいですか?
30歳の1年は、それこそAKB48じゃなく大家志津香として芸能活動をやっていくって決めて卒業を発表したので、そのほんとに30歳の瞬間から1人でこうやっていくっていうことなので、なんだろう、そのでも元AKBっていうのは絶対残ってるから、その私が何かしでかす予定はないんですけど、なんか外での振る舞いとか、なんかよくないこととか、よくない噂とかもしも流れちゃったら今のAKBを傷つけちゃうことになるなと思うから、その「AKB48の卒業生です」っていう名に恥じないに活動をして、あとは何だろうな、卒業して、もちろん凄く大変なこともあると思うけど、その頑張ってる姿とかを見てもらって、なんだろうな、んー、その卒業、今多分きっとファンの方は「寂しい」とか「やめないでほしい」とか思ってくださってる方もいると思うんですけど、そういう人たちがなんか「あっ、凄いあれは素敵な卒業だったんだな」って思ってくれるような30歳の実りある1年にしたいと思います。
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ
もう泣いちゃうなー。
ありがとうございます。
えーっと、去年の生誕祭で、去年と言っても今年にちょっとね、色々劇場に出る機会とかも少なくなっちゃって今年の6月にやった生誕祭、6月か5月かにやった生誕祭で、「次の生誕祭が最後だと思う」っていうことを伝えて、その、こんなに早く来るとは多分思ってなかったと思うんですけど、皆さんは。
卒業発表から卒業までも凄く早かったですし、バタバタバタバタさせてしまって、驚かせてしまってファンの方にはなんか申し訳なかったなとか凄く思うんですけど、その中でも凄くこの卒業公演に向けて凄い準備してくださって本当に嬉しいなと思います。ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、その、ちょっと、んー、なんだろう、まぁAKB48、15歳で加入して、今年30歳になるので人生の半分くらいAKB48で活動してるんですけど、なんだろう、ん~~、なんか、「そんなことないよ」とか言って欲しくて言うわけじゃなくて、私は本当にずっとずっと人気がなかったし、歌もダンスもできないし、なんか、多分いついなくなるんだろうって最初っからファンの人は思うくらいずっとなんかギリギリのところ歩んでて。
やっぱり、それでもなんか「しーちゃんは絶対に大丈夫だから」って信じてついて来てくださったファンの方とか、昔からじゃなくても最近好きになってくれた方でも、ほんとにもうなんか言葉で表せないんですけど、心の支えで、えっと、ほんとに感謝してて、私のファンの方、私はファンの方の総称を「大家族」って書いて「おおやぞく」って呼んでるんですけど、なんかその名の通り、なんか凄くどんどんなんか輪が広がっていってるなっていうのを凄く自分でも実感してて。
なんかファンの方同士でもなんか皆さんが私に優しくしてくれるのももちろん、ファンの方同士でも凄く優しくて、私がそのYouTube始めて言われたのは「こんなに平和な、なんかコメント欄を見たことない」とか「ファンの人同士が思いやってるのが凄い」って言われるのが本当に嬉しくて、なんか何よりAKB人生振り返って、えっと、自分の活動で嬉しかったこととか幸せだったことたくさんあるんですけど、本当に本当に心から一番は皆さんに出会えたことだと、ちょっと、あっ、やばい、鼻水のびそう、どうしよう、ティッシュ欲しい。(客笑)
ちょっと待ってね。
どこまで話したっけ?
でもほんとに財産で、ほんとに知り合えて、出会ってくれて、なんかお父さんからのお手紙にもあったように色んな可愛い子がいる中で私のことを見つけてくれて、出会ってくれて、会いに来てくれて、好きになってくれてありがとうございますって思います。本当にありがとうございます。(拍手)
ありがとうございます。
あっ、あと1つ、30歳のどんな1年にしたいですかで言おうと思ってたことなんですけど。
30歳は、それこそ皆さん、今「卒業しちゃう」って思ってるかもしれないんですけど、1人になってもファンの方と会える機会をできるだけ増やそうと思ってて。
「あれっ? なんかしーちゃん、卒業した方が会えんじゃない?」って思えるくらいファンの人とのコミュニケーションもこっからもっと密に大事にして、そのたくさん大家族、おおやぞくを増やしていけたらいいなと思ってますので、皆泣かないでください。はい、本当に今日は。(拍手)
あっ、ありがとうございます。
本当に本当に今日は素敵な「三十路祭り」って書いたうちわを持って振ってくれて本当はね、大きな声が出せる所でほんとに大きな声を出したかった、この状況で卒業しちゃうのがって思う方もいらっしゃると思うけど、もうほんとに拍手とかで、とか目線とか、もうSNSのコメントとかで本当に伝わってるので、本当に今日は本当に本当に素敵な一生の思い出になる最後の生誕祭開いてくださってありがとうございました。
(2021年12月27日 AKB48劇場 「シアターの女神」公演)