今日は素敵な生誕祭を開いてくれてありがとうございます。

ありがとうございます。

まず今年は14枚目シングルの選抜に選んでいただきました。そして7月にチームHに昇格することもできました。

やっぱり昇格することが今までの一番の目標だったので、こうして毎年皆さんに嬉しい報告をすることができて心の底から嬉しいです。いつも応援してくださり、ありがとうございます。

そうですね、この1年の話をすると、17歳の1年は色々と自分自身の壁にぶつかる年でした。

私はいつもファンの皆さんやメンバーの皆さんや先輩方や同期に「凜巳花だから大丈夫」とか「できる、できるよ」って言われることが凄く多かったんですけど、そのこと自体はとても良いことですし、期待されているということで我武者羅に頑張ってきたんですけど、今年は自分自身の中でこれまでと違う感情や不安に負けそうなことが多かったです。

3年目にしてこれまでと違う感覚や角度が変わって葛藤が生まれました。突っ走ってきた2年間とは違う1年でした。

だけど、この感情というか不安だったりっていうのはほんとに経験して良かったなと思います。

人のつらさとか悲しさとか悔しさをわかることができるようになったのかなと思います。わかってはいたんですけど、更に深くわかるようになったなと思いました。

こういう話はほんとはあまりしたくない話なんですけど、こうして皆さんにお話ができるのは喜びもつらさもたくさん経験して今がある先輩たちがこうしていつもほんとに優しくしてくださって、同期の皆の悔しさや悩みを乗り越えて進んでいて、私もそんな自分の壁を乗り越えていけるからだと思います。

こう見えて私も舞台の裏では緊張してるので、そういう時は優しくしてくれると嬉しいです。

私はアイドルとしてもだけど人間としても成長していけるようにしたいです。

大人の女性になるので、やっぱり余裕を持った、かっこよくて優しい女に成長していきたいと思います。

今日は来てくださり本当にありがとうございました!

(2021年7月10日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームH「RESET」公演)