本日NMB48シアターに足をお運びくださった皆さん、DMM観覧をご覧の皆さん、スタッフの皆さん、こうやって集まってくださった皆、本当に私のために冠ライブそして卒業セレモニーを開いていただきありがとうございます。

卒業発表したにも関わらず、なかなか卒業することができず、自分自身もファンの皆さんもなんか凄い、何て言う、言葉に表しにくいような複雑なモヤモヤした気持ちがあったかなと思います。

6月頃に無観客での卒業も考えたんですけど、やっぱり今まで応援してくれて感謝の気持ちとかを直接自分の声で伝えたいなって思ったので、凄いお待たせしましたがこんなにね、集っていただいて、直接ね、話を聞いていただけるファンの皆さんの前で言えて、凄いここまで待って良かったなっていう気持ちです。ありがとうございます。

NMB48には約2年半ぐらい前から入って、私は本当に何もできなくて、喋るのもそうだし、歌もダンスも全然できないし、おどおどしてるし、なんでこんな向いてないんやろうって、なんかどんどん自分に自信がなくなっていました。

で、それでまた学業の両立もあって、ライブとか劇場公演にもなかなか出れないことがあって凄い悔しい思いもたくさんしました。

でもそんな時でもファンの皆さんが「まりりんのペースでいいからね」とか「まりりんは頑張ってるよ」とか「まりりん見ると元気が出る」とか、そういった温かい言葉をかけてくださって、ちょっとはこうやって人前で話すこともね、全然まだまだなんですが、少しはできるようになったし、自分にね、自信を持てるようになったかなって思います。

今日ね、こうやって公演をやらせていただいて、なんか改めてファンの皆さんに会えたことが一番良かったなって、出会えてね、思います。

あの時オーディション受けなかったらこんなね、ファンの皆さんに会うことはなかったなって思うし、やっぱり勇気を出すことって凄い、やっぱ何かいいことがあるし、何でもやってみるもんだなって思います。

ドラフト会議でNMB48に指名していただいて、だからこそ出会えたファンの皆さんだと思うのでほんとにこのNMBに指名させてもらって良かったなって思います。

改めてNMBってファンの皆さんも含めて、スタッフさんとかメンバーの皆も含めて凄い素敵なグループだなって感じました。

なんやろう、夢とか目標を持ったメンバーや同期がいて、卒業しても「皆が頑張ってるから頑張ろう」って思えると思うし、こうやって切磋琢磨できるメンバーとかいて、ボケる時はボケる面白いメンバーもいて、こんなに素敵なグループはNMBだけだと思います。こんなにね、いいグループに入れて本当に良かったです。

将来やりたいことはまだ全然決まってなくて、これから、今インターンとか色々していて、またまだわからない中なんですが、これからね、新しい環境に出るので、たくさん経験して、将来に向かって頑張っていきたいなと思います。

2年半、本当にたくさんの思い出をありがとうございました。

(2020年9月14日 NMB48劇場、溝渕麻莉亜 卒業セレモニー)