まずはこうやって劇場に足を運んでくださったり、DMMで見てくださってる方やロビーでね、見てくださってる方、本当に今日はありがとうございます。

誰しもはいつかこのグループを卒業する時が来るっていうのはわかってるんですけど、いざ自分がその立場になると不思議な感覚と言いますか、想像もしてなかったので、今こうやって皆さんの前でね、スピーチをしているのも未だにちょっと実感がなさすぎて、なんですけど、今日MCでも言ったみたいにカメラロールを見てた時に本当に色んな経験をこの6年半でさせてもらったなーと思って。

15歳でHKTに入って、気づけば22歳になっていて、来年で23歳っていう自分の成長の一部分を皆さんにこうやって見ていただけてたことが凄い誇らしいなって思います。

ずっとここ2週間ぐらい「何話そう、何話そう」って考えてたんですけど、本当にまとまらなくて、思いつかなくて。スマホのメモ開いて一文字目書こうとしても何も出てこなくて。

でもそれぐらい想乃の6年半は凄く濃くて、充実していて、あっという間だったんだなって思いました。

私の自己満になるかもしれないんですけど、これおしゃべり会の終わりでも言ったんですけどね、なんか自分がここで残した功績だったり、そういうものよりも想乃はHKT48というグループに入って、素敵なファンの皆さんに出会えて、好きなチームTIIに入れて、色んなメイクさんだったり、衣装さんだったり、劇場スタッフさんだったり、マネージャーさんとか、なんかそんな素敵な方々に出会えただけで想乃の全てが報われると言いますか、心の底からそれだけでHKT48に入って良かったなって凄く最近思うことが増えました。

友達にもよく言ってたんですけど、こんなに素敵なグループにいて、素敵な大人な方たちに関われてたら想乃、ここ出ちゃったらどうなっちゃうんだろうってよく話してたくらい、想乃にとってこのグループは本当にとても大きな存在でした。

たくさん悔しいことだったり、悲しいことだったり、なんでなんだろうって思うこともたくさんあったし、もうどうしたらいいんだよって思うこともたくさんあったけど、それも今思えばとても良い経験で。

そう、このように結局最後はHKT48が大好きだったなっていう言葉しか出てこなくて。

HKT48に入って、4期生として入れて、で、チームTIIに入れて本当に良かったなって今凄く思ってます。

心残りはないと思って卒業したんですけど、なんかさっきふとオイモチャンの手紙を聞いて思ったのは「君どこ」の選抜の時に想乃が入ってれば4期生皆入れてたのにな~なんて、それだけがちょっと心残りじゃないですけど、かなって、ちょっと思っちゃいました。

でもこうやって素敵なね、「シンデレラなんていない」というセンター曲ももらえて。自分の卒業公演でね、センター曲を歌えることって本当にありがたいなって思いますし、それも全部何もかも、こうやって想乃が今立ててるのも皆さんのおかげなので。

ダンスもね、未経験で入ってきて、歌も全然得意じゃなくて、全然王道アイドルを渡ってきてはないんですけど、それでもこうやってね、最後来てくれて、想乃を選んで、想乃を推してくれて、想乃の目の前に来てくれると笑顔になってくれたり、皆のお悩みなんかも聞いたりして、そこまでの関係になれたのが想乃は凄くとても嬉しいです。

ちょうどね、小学校を卒業するっていう年なので、6年半は。一歩ね、踏み出して、寂しいですけど。

なんか最近凄くTIIが好きだなと思うことが増えて、皆と笑ってるのが凄い楽しくて、こんなに先輩後輩関係なく接してくれて、叱るべきとこは叱ってくださって、本当に素敵なチームグループに入って、素敵な皆さんに出会えてとても幸せな6年半でした。本当にありがとうございました。

(2022年12月26日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームTII「恋愛禁止条例」公演)