まずはNMB48シアターに足を運んでくださった皆さん、DMMをご覧の皆さん、そしてビデオメッセージをくださったチームの皆さん、そして若菜と奈々帆、そしてこんな素敵な生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆様、本日は本当にありがとうございます。

19歳の1年を振り返ってみますと、まず大きかった出来事は研究生「夢は逃げない」公演でセンターを務めさせていただいたことかなと思います。

このお話を初めて聞いた時は凄く怖かったし、不安だったし、「私になんか務まるのかな」って凄くネガティブになってたんですけど、でもそれよりもセンターに立つことによって喜んでくださるファンの皆様の姿を想像したら、もう自然と口が「頑張ります、よろしくお願いします」って動いてたのを今でも凄く覚えています。

で、このセンターを経験させていただいたおかげで色々私自身も、なんて言うんですかね、学ぶことだったりとか心が強くなれたなと思うので凄くありがたい期間でした。

そしてですね、1月1日の元日公演では169回、劇場公演回数169回の文字を背負って2019年のシアターの女神になることができました。

私自身本当に劇場公演が好きで、もう生き甲斐のような感じなんですけど、私は、何て言うんですかね、生まれた時からその何かで一番を取るっていうことが全然なかったんですけど、こうやってNMB48に入って初めて一番を取ることができて凄く自信に繋がりました。

で、今の状況はね、なかなか公演ができなくて凄くもどかしいんですけれども、公演をやってる時にそのパフォーマンスを見て好きになってくださったファンの方もいらっしゃるので、またね、冠ライブとかで皆さんにパフォーマンスを見せる機会がまた増えればなと思います。

そして同じく1月1日には渋谷チームMに昇格させていただきました。

私の研究生だった時の一番の目標が昇格、チーム昇格だったので本当に嬉しかったですし、チームMは凄く個性豊かなメンバーが多いので、その中でどんだけ目立っていけるかなとか考えたんですけど、その、何て言うんですかね、ワチャワチャ具合をうまく仕切ったりとかできる人に私は、後輩の立場なんですけどなりたいなって、なんか新たな目標を立ててくれたのがそのチーム昇格だったのかなと思います。

そして23枚目シングルの「だってだってだって」では特典映像のメンバーに選んでいただきました。

この選んでいただいたメンバーを見る限り、まぁ選抜まであともう少しのメンバーなのかな?っていう、自分で思ってるんですけど、なのでこんなに、でも上に行けるとは思ってなかったですし、それもファンの皆様のおかげだと思っているので凄く嬉しかったです。

そしてですね、あとはずっと演技のお仕事をしてみたいと思っていたんですが、そんな時に来たのがABCテレビさんの「第1話 シーズン2」でタチちゃん、凄い宇宙生命体って言う初めての役がそれかい、みたいな(笑)

で、めちゃめちゃ強い役を演じさせていただいたりとか、あとZoomで行う演劇のZoom劇場のオンラインのみでは凄いパリピな役のあいちゃんを演じさせていただいたりと凄く貴重な経験をさせていただきました。

そして後は、ちょっと待ってくださいね。色々考えてたんですけど。

あとは、そうですね、私が苦手だったことに凄い一歩勇気を踏み出せた19歳だなと思っていて。それが難波鉄砲隊其之九の総選挙っていうんですかね、選挙だったりとか、あとエモストだったりとかなんですけど。

まず難波鉄砲隊其之九は、まぁ鉄砲隊にね、ちょっと選ばれることはできなかったんですけど、でもその鉄砲隊の投票期間中にその私がアピールできることは何かなっていうのを凄い考えることができて、なんか自分自身をもう一度見つめ直せた凄く大切な期間になったので、それも立候補して凄く良かったなって思いますし、昨日までイベントが行われていたMBSさんのエモストもありがたいことに4位という順位をいただきました。本当にありがとうございます。(拍手)

こちらに関しては正直最初は凄い「やっぱ辞退しようかな」とか凄く悩んでたというか、ですけど、こう、何て言うんですかね、このSHOWROOMで皆様とお話とかコミュニケーションを取ってるうちに凄く皆さんが私に期待してくださっているんだなっていうこともわかったし、凄いネガティブな発言とかしても「大丈夫だよ」とか「頑張ってね」とか温かい声をかけてくださったりで、これは絶対に5位以内に入ってロケに行きたいなって思うようになって本気で取り組んで、皆さんも本気で取り組んでくださって、この順位をいただけたと思っています。

そうですね、なんか今までもこれからもかもしれないんですけど、本当に私、自分に自信が持てなくて。でもこういった形で皆様がいつも私に自信をつけさせてくれるので、ほんとに私は皆さんがいてこその私だと思っているので、これからもたくさん支えていってほしいなと思いますし、あとこのイベントに関しては、その私推し以外のファンの皆様も凄く協力してくださって、本当にたくさんの方に、恵まれた環境にいるんだなっていうのも凄く思いました。本当にありがとうございます。(拍手)

19歳をちょっと振り返ってみたんですけれども、20歳の目標は、まずそうですね、ファンの皆様にもっと頼れるようになること、あとはもっと欲を出すこと、そして後はもっと自分の地位を確立すること、この3つだと思っています。

私の自分自身の地位を確立するとまたそこから新たな目標だったりとかも見えてくると思うし、このイベント、SHOWROOMのイベントとかを通してもっと皆さんに頼りたいなって思いましたので、またそういうことがありましたら是非よろしくお願いします。(拍手)

ということで、20歳も全力アイドルで、ちょっと私凄いなんか見た目とか中身があんまりアイドルらしくないんですけど、でも20歳も自分らしさを貫きつつアイドルとして人生を全うしていきたいなと思うので、これからも応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。

(2020年9月28日 NMB48劇場 前田令子 生誕祭)