19歳の1年はどんな1年でしたか?

19歳も凄く色んな大きなことをいっぱいいただけて。ほんとにもう、なんか挙げたらキリがないぐらいに色んなチャンスをいただいて。

その中でも「青春 ダ・カーポ」でセンターをさせていただけたということは私の中で凄く大きくて。

今までもずっとカップリングには、本当に加入して3ヶ月ぐらいの時から入れさせていただいて、ほとんど途切れたことなく選んでいただけてたんですけど、その中でもなかなか上がれていけないなーっていう自分に凄く悔しかったんですけど、こうやってチャンスを、センターっていうチャンスをいただけて、報告した時に何よりもファンの皆さんが喜んでくれたのが本当に本当に嬉しくて、「あっ、ここまでやってきて良かったなー」って凄く思いました。

あとは夏には全国ツアーの選抜のメンバーに入れなかったのは凄く悔しかったんですけど、でもちょっとの日数でも出演させてもらえることができて、去年も、19歳の時も選抜の皆さんと活動できるっていう機会を得ることができたことが凄く嬉しかったです。

でも19歳の1年でセンターをやったっていうのが嬉しかった反面、やっぱこう私もファンの皆も「次が見たいなー」って思ったと思うんです。

私も次に行きたいなーとか、例えばもっと選抜に選ばれたいなーとか、もっと一歩前に進みたいというかそういう進んでもいいんだっていう自信をセンターをやったことでいただけたんですけど、その一歩前に進めない自分に凄く腹が立ってしまって、皆もこういつも何かがある毎に期待して、「なーみんのこと待ってるよ」とか「なーみんは選ばれるべきだよ」って言ってくれる皆がいてくれるのが、そういう風に言ってくれるのが凄くありがたいのに、なんかそれに応えられない自分が凄く悔しくて。

で、「あっ、またダメだった」とか「あっ、カップリングとかにも選んでもらえたけど、またいつもの位置に戻っちゃったなー」とか、十分幸せな立場にあるのに、それでもやっぱこうもっと色んな景色を皆と見たいっていう欲と色々凄い戦ってしまって。

なんかこう嬉しいことがあったけど、もっともっと前に進みたいなって思った1年だったなと思います。

でもこうやっぱ皆と会えなくなって、SHOWROOMをね、あんま今までやってなかったんですけど、これを機にやってみよう、たくさんやってみようというか、そもそもやろうと思ったきっかけも、何よりも皆に会えなくなって、皆の記憶の中から私が消えちゃうのが本当に凄く嫌で。

やっぱ会えなかったりとかすると、公演が見れなかったりとかすると皆の中でも気持ちがだんだんこう遠のいていっちゃう部分があるんじゃないかなって思って。

私は皆のことが凄く大好きなので、そうなっちゃうのが凄く寂しいなっていう思いで始めたんですけど、皆が100日間ずっと本当に見に来れる時に来てくれたりとか、毎日来てくれる方もいたりとか、それをきっかけで好きになってくれた方とかがいたことも凄く嬉しかったし、この会えなかった期間もずっと私のことを忘れずにずっと応援してくれてて、今もここに来てくれたりとかオンデマ見てくれて応援してくれてたりするすべてのなーみんのファンの皆に感謝の気持ちでいっぱいです。

20歳はどんな1年にしたいですか?

そして20歳の1年は、20歳になってからもうすでに4ヵ月ぐらい経つんですけど、やっぱこう少しずつ自分のやりたいことというか、が、こうやっぱゆっくり考える時間があった分、自分どうしていきたいんだろうなーとか、けっこうほんとに心が折れて、初めて19歳の時には「あっ、やめたいかもしれない」って思った時が1回だけあったんですよ。

ほんとにもう、もうなんか自分ダメだなー、皆の期待に応えられない自分で、あっ、もうここで心が折れてしまうかもしれないって思ったタイミングがあったんですけど、でも皆が毎日応援してくれるコメントをくれたりするのも見て、「自分こんなところでやったら(やめたら)皆を悲しませてしまう」って思って、こう立ち直ることができて。

で、20歳になってからはMUSIC GATEっていうアーティストさんのライブのMCをさせてもらえたりとか、あとはまた楽器を吹く機会をもらえたりとか、歌をうたう機会をもらえたりとか、なんかこう自分のやりたいことが明確になって少しずつそれが形になり始めてるんじゃないかなって思うので、20歳の1年はそういった自分の個性を出して、去年進めなかった一歩を皆と一緒に進んで行ける1年にしていけたらいいなと思います。

素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ

まず今日来てくださった皆さん、そしてオンデマンドで見てくれてる皆さん、本当に本当にありがとうございます。(拍手)

生誕祭できるかほんとに不安で、皆さんもほんとに不安だったと思うんですけど、こうやって無事に開催できて、すっごい短い時間だったと思うんですけど、こう凄い準備してくださった生誕委員の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、それに協力してくださった皆さんにも本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私はメールで全部何でも書いちゃうし、SHOWROOMもずーっと喋ってるし、なんかほんとに皆のことを置いてけぼりにしてしまうぐらいになんかこうアイドルらしいアイドルとは言えないかなーとは思うんですけど、そんな私でも応援してくれてる皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そしていつもあんまりこう「大好きです」とか、ほんとにアイドルらしいことを言うのが苦手で全然言ってきてないんですけど、皆がいないと私はここに立ってられないし、こうアイドルを続けてる理由は、やっぱこう皆に歌って踊ってる姿とかを見てもらって皆が笑顔になってくれたりとか、握手会とかお話会とかでお話して「嗚呼、なーみん楽しかったよ」って思ってもらえたりとか、皆の明日を頑張れる活力になってくれたら嬉しいなって思ってアイドルをしているので、そんな皆さんの生活の一部にこれからもなれたらいいなと思ってます。これからも末永くよろしくお願いします。

(2020年10月1日 AKB48劇場 「僕の夏が始まる」公演)