25歳の1年はどんな1年でしたか?
25歳は、まずはAKB48に加入して10周年を無事迎えることができました。(拍手)
はい、ありがとうございます。同期も全員揃って10周年公演、ほんとにずっと夢だった、先輩たちが毎年やってるのを見て、15期もいつかこういうステージ立てるのかな
※谷口めぐ「憧れだった」
ね、ていう夢を叶えることができて本当に嬉しかったですし、10年間ここに居続けられているのも本当にファンの皆さんのおかげだなと改めて感じました。
そして、もう1つ、個人としてはやっぱり写真集を発売させていただいたことが。(拍手)
ありがとうございます。大きかったなと思います。
凄く、写真を撮られるお仕事も凄く好きなので、あとずっと、なぜか封印していたグラビアを再開っていうタイミングで、自分しか載ってない一冊の本ができ上がったっていうことももちろん感動したし、凄く嬉しくて。
でも、同時にその、ほんとに自分だけのために動いてくださるスタッフさんがいたりとか、自分のために集まってくださるファンの皆さんがこんなにいるんだっていうのを、その写真集の期間全体を通して感じることができて、本当に夢が叶って良かったなと思いました。皆さん、ありがとうございます。
はい、まだまだ発売中ですので、まだの方は是非。まだ間に合いますので『胸騒ぎの正体』是非ゲットしてください。
はい、そしてグループとしては凄く環境が大きく変わった1年で。
例えばチーム制の休止だったりとか、周りのメンバーの卒業が凄く続いて、特に心の支えだったメンバーの卒業もあったりして凄く寂しい気持ちにもなったし、そして変わっていくAKBにちょっと戸惑ったり私もしてしまう部分もあったんですけど、でもそういう時に、ほんとに今ここに一緒にいてくれるメンバーの皆が笑顔で一緒にステージ立ってくれて、ファンの皆さんの存在が、そのなんかぽっかり空いた穴を埋めてくれるようにたくさん応援してくださったのが本当に嬉しかったですっていう感じの1年間でした。ありがとうございます。
26歳はどんな1年にしたいですか?
そうですね、今話したようにその、例えばチーム制の休止があって、チームキャプテンもこの1年の間に終了したり、今年に入ってからはYouTubeも終わって、ラジオも終わって、総監督も終わってっていう凄く自分にとっては節目のような2024年なんですね、もうすでに。
なんか、自分のやってきた10年間の中で、なんとなくこう前半と後半、5・5に分かれてって、自分の感覚では。
その後半5年の中で、何だろう、自分がこう拾って、自分の背中のリュックに入れた色んなものを、このリュックをなんかいったん今置いたような感覚なんですよ。
で、まあその総監督ってのが一番大きかったんですけど、皆さんからも、メンバーからももっと肩の荷を下ろして楽になって頑張って楽しんでねって言っていただけることが凄く多くて、私自身もその重かったリュックをこう1回床に下ろしてみた時に、「あっ、自分でどうなるんだろう」って凄く身軽な気持ちでAKBを楽しんでいけられるのかなって思っていたんですけど、3月に退任してから2ヶ月間ぐらい、この5月までの2ヶ月間はなんか逆にその総監督じゃなくなった自分はAKBに対して何ができるんだろう、みたいな風に思うようになったりとかして、この重かったリュックこそが自分の価値だったのかもしれないなっていうのをなんかちょっと思ったりしながら凄い考えたんですね、この2ヶ月間。
ちょっと立ち止まりつつも考えたりしていたんですけど、その考えてる時に私が気づいたのは、「あー、なんかそのこの荷物を持って一生懸命前に進んでいくことに私は必死で、1人のアイドルとしての自分と向き合うことから逃げてたな」って思ったんですよ。
なので、私は、もうアイドル11年目、もうちょっとで12年目になるんですけれども、改めて心を切り替え、もう一度センターを目指すような気持ちで(拍手)
目指すような気持ちでアイドルを1からより一層頑張っていきたいなと思います。(拍手)
ありがとうございます。
そう、やっぱその歴が長くなって立場が変わって、なんか、その自分が大人になっていくにつれて、やっぱ新しく何かを挑戦することって凄く怖かったりとか、プライドがね、やっぱり出てきたりとか邪魔をして、なんかうまく挑戦していくことって凄い難しいなって思ったんですけど、やっぱそうやって何かを背負って、なんだろうな、そう、アイドルを頑張ってる自分がやっぱり好きだなっていう風にも気づけたので、改めて頑張っていきたいなと。
あとはゆきりんさんがね、やっぱ先日卒業された時にその背中を見ていて、やっぱ先輩として後輩に何かを伝えていくっていうこともしてくださりながらもやっぱゆきりんさん自身もアイドルとしてなんかイチメンバーとして本当にこう確立したものを持っていて、私たち後輩が目指したいな、超えたいなって思う壁でずーっと居続けてくださったっていうの凄いことだなって思うので、ゆきさんがいなくなった今もう自分も上から2番目の期になってしまったので、ちょっとでもグループのためにもなれるようにまだまだ頑張っていきたいなと思っておりますま。
すみません。長くなってしまって。
で、1つ言いたいことがあるんですけど。ちょっとこうやって口だけみたいになってしまうのはちょっとあれなので。1個発表がありまして。
わたくし向井地美音、本日よりYouTubeの個人チャンネルを開設します!(拍手)
ありがとうございます。
そう、ありがとうございます。ちょっとでも、自分自身も楽しみつつ、ちょっとでも発信していけるようにAKBのためにもなれるように頑張っていきたいなと思っておりますので、本日22時に1個目の動画が上がります。皆さん是非帰り道にチェックしてください。よろしくお願いします。
ありがとうございます。ごめんね、長くなっちゃって。
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ
というわけで、ファンの皆さん、ほんとに、こんなね、色んな、総監督だったりアイドルだったり1人の人間としても色んな私を好きでいてくださって本当にありがとうございます。
そして、もうこんなに「卒業しないで、やめないで」って言われたの私初めてってぐらいここ最近めっちゃ言われてて。
はい、なんで皆さんには凄い怖い心配をかけてしまって申し訳なかったんですけれども、まだまだ一緒にAKB楽しんでいきましょう。よろしくお願いします。
(2024年5月20日 AKB48劇場 「今日は誰に恋をする?」公演)