今年でHKTに入って、この芸能活動を始めて10年目にもう突入するんですけど、自分で10年思い返した時に、まぁ本当に色々あったんですけど、なんかほんとにいつもいつもファンの皆さんに支えられながら、メンバーに支えられながら、スタッフさんに支えられながらここにいるなーって思います。

そして去年ね、生誕祭ができなかったので凄く寂しかったんですけど、その生誕祭ができることが当たり前じゃないなっていうのを本当に改めて感じたし、この、今はこうやって専用劇場でできていることも本当に当たり前じゃないなって思うのを本当にこの1、2年で、まぁ色々な生活が、皆さんの生活も変わったと思うんですけど、環境が変わって思うことなので、こうして今日、2020年に生誕祭できなくて2021年にこうやってまた24歳の誕生日を会場で祝うことができて本当に嬉しいです。ありがとうございます。(拍手)

えっと、そうですね、何から話せばいいんだろうな。でも正直この10年、10年目にして振り返るとやっぱ楽しいことばっかりじゃなかったなって思うし、今だから言えるのは誕生日当日にチームHが発足されたこともあったし、なんかそういうのを思い返すと、なんか、まぁ時間がそういうつらい気持ちとか解決してくれるけど、やっぱりこうして10年いるのも、なんかファンの皆さんがいつも、どんなに冷たい風が吹いた時でもファンの皆さんがいつもそばにいて、声かけてくださったりとかが本当に大きいなと思います。

やっぱり、なんかあんまりいい言葉ばっかりじゃないので。あんまりいい言葉を聞かない時も多いし、正直ずっといていいのかなとか悩むことも本当に多いんですけど、それでもファンの皆さんがいてくれるからこそこうしてい続けられるし、同期がいるし、こうやって後輩の可愛いメンバーたちがいるからこそ自分の個性もほんとに輝いていられるんだなって思います。

今年は色んなことが変わっていく1年になると思うんですけど、でも常に思うのは1つの枠に縛られずに、なんか自分の、自分のあり方だったり、その環境だったりを自分で変えられるなってほんとにいつでも思うので、これから自分がどうしたいかは自分でも決められるし、周りに沿って自分歩いて行けると思うんですけど、なんか10年目だからこそ伝えられることを、できることを皆さんに届けていければいいなと思います。

色んな、なんだろうな、悩みとかつらい思いとか、どうすればいいかわからないとか、もう頑張れないとか思っているメンバーも他にもいっぱいいるだろうし、私だけじゃないので、そこは自分が胸を張って、なんかこれを頑張って良かったなって思えるようなことをもうちょっとでも残していければいいなって思うし、皆さんに私が笑顔でいれば私が何かをすれば皆さんが癒しになっていただけるように、楽しんでいただけるようにこれからも、まぁアイドルとしてではありますが、アイドルとしてできることをさらにもっとやっていければなと思います。

いつも、あの、正直まぁ、いつやめるんだろうとか、多分私のファンの人でさえ多分思ってると思うので、不安でいっぱいのなか応援してくださるファンの皆さんもありがたいですし、他のメンバーを応援していても「美奈ちゃん元気かな」って声かけてくださるファンの方がいてくださることが本当にこのグループの温かさだと思うので、これからもそういうところを大切にして、皆さんと一緒にまだ歩いていければいいなと思います。

これから歩いて行く道にもファンの皆さんの支えが必要なので、これからも24歳の今田美奈の応援もよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

(2021年3月21日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演)