本日はこんな素敵な生誕祭を開いてくださって、そしてこの劇場に足を運んでくださった皆さん、そして配信で見てくださってる皆さん、本当にありがとうございます。

いやー、なんかこの、まぁ去年もね、私はファンの皆さんから花束とね、花冠いただいてたんですけど、なんか久しぶりにこういう花束の凄い重みを感じたりとか、こうやってファンの皆さんが前にいる中でこう1人で喋るのが凄く久しぶりで、なんか生誕祭のことを全然考えられなくて今日まで。

いつもだったらけっこう「これを喋ろうかな」とか「あれを喋ろうかな」っていつも凄く考えてるんですけど、なんか今年は、なんか、「何喋ろう、何喋ろう」って思ってたらあっという間に今日がきちゃって。

なんか凄くまとまらないかもしれないんですけど、聞いてもらえたら嬉しいなって思います。

まず杏実ちゃんがお手紙書いてくれて凄く嬉しいです。

私、前回の生誕祭の時、6期生全員からお手紙もらって。もう私卒業するんじゃないかって思うぐらい凄く豪華なお手紙だったから誰から次来るんだろうって思ったんですけど、でも私今まで後輩からお手紙ってあんまりもらったことなかったから「今年は後輩からがいいな」とかって思ってたら杏実ちゃんで、凄く嬉しいです。

なんか、なんだろうな、こう別に私は先輩を頑張ろうとか、なんか先輩になろうとかってあんまり思ったことはなくて。

でもなんか後輩の皆が私を先輩にしてくれているって言うのが多分正しいんじゃないかなってぐらいほんとに後輩の皆が凄くいい子達ばっかりで、私が面倒見たがるような後輩ばっかりなんですよ、可愛くて甘えてきてくれて、凄く礼儀正しくてちゃんとしてる子たちばっかりだから、なんか私が凄くいい先輩みたいに見えるんだろうなって普段思うんですけど。

そんな後輩達がね、杏実ちゃんだけじゃなくていっぱいほんとにSKEに長くいて、ほんとにいっぱい後輩が増えたので、そういう後輩の子達ともこれからもどんどん仲良くして、なんか友達みたいな先輩にこれからもなっていけたらいいなって思うし、どんどん気軽にね、喋りかけてもらえるような人になれたらいいなって思います。

あとは、なんだろうな、やっぱりこの、こういう状況下でやっぱりずっとお家にいる時間が長かったりとか、ファンの方もそうだと思うんですけど、なかなか劇場公演ができない期間とか直接会えない期間とか本当に長く感じてたのに、なんか今ではそれが凄くなんかちょっと慣れつつあるっていうのがなんか人間って凄いなって思いながら生活してるんですけど。

でももともと私はお家にいること自体そんなに苦じゃなくて、お家大好きっていう人だったのでそんなに苦じゃなかったんですけど、そんな私でもやっぱずーっとお家にいるって凄くなんかつらいなって思うことが凄くあったりとかして。

なんか1人でお家にいる時間が増えると、なんか自分のことを改めて感じる時間が、考える時間が凄く増えて。

なんだろうな、SKE48 10年目にして「私はどんな人間なんだろう」って改めて考えた時に、私は凄く弱虫でメンタルが弱々のくせに100点を求めたがるような、そんな人で。

100人いて、100人が良いって言ってほしいっていうタイプなんですよ、私って。

だから凄く毎日が不安で、1つの行動ひとつ取っても「これで大丈夫かな」とか凄く心配で。全然なんか10年もいるのに、なんかメンタルだけは変わらないなーって凄く感じて。

なんかそれをあんまり出したくなくて、でも。ここが私のなんか謎の強がりというか、皆に見せたくなくて常に前向きな私を見て欲しくて。

だから多分ファンの人とかにも、私のファンじゃない方とかにも私って多分どういう人間なのかがたぶんあんまり伝わってないんじゃないかなって思う時とかもあったりとかして。

なんか私がそうやって人に何かをさらけ出すのが苦手なせいでファンの人を心配させてるんじゃないかなって凄く感じることもあったりとかしたし、んー、なんかもっと私が強かったらこういうことができたのかなとか思う時もあったりとかして。

だから23歳の1年は、弱いところは相変わらず見せたくないけど、でももっと自分をさらけ出せるような1年にしていきたいなって思います。

なんか全然まとまらないですね。大丈夫かな? んー。

泣く予定じゃなかったのになー。んー。

なんか全然言いたいことがまとまらないし、こんなグダグダで大丈夫かなって思うんですけど…

はい、そうな感じです、ごめんなさい(笑)

でもなんか最近ではファンの皆さんがさっき出してくれたみたいに1人で出身地の三重県でお仕事させていただく機会もほんとにたくさん増えて。

なんかそれも毎回不安で、「自分で大丈夫かな」とか「これで大丈夫だったかな」って凄い不安になりながらも、でも毎回そうやってチャレンジさせてもらえるのが凄く楽しくて。

あとはファンの皆さんの応援のおかげで1人でラジオやらせてもらったりとか、ほんとになんだろう、ファンの皆さんに支えてもらってるなって改めて感じる年だったので、今年も、今年も23歳の年も多分私はファンの皆さんに甘えながら、同期に甘えながら、メンバーに甘えながら、スタッフさんに甘えながら(笑) 生きていくんだろうなって思うんですけど。

でも今年の1年もうちょっと自分が強くなれたらいいなって思うので、強くなって皆にもっと自分のことを知ってもらえるような、そんな1年にしていきたいなって思います。

はい、なんか全然まとまらなかったけど、そんな感じです(笑) ありがとうございました。

(2021年12月7日 SKE48劇場 チームE「SKEフェスティバル」公演)