本日はこうして劇場にお越しくださった皆さん、そしてDMM配信をご覧の皆さん、そしてVR配信をご覧の皆さん、そしてスタッフの皆さん、こんな状況の中こうして冠ライブ、生誕祭、卒業セレモニーを開催してくださり本当にありがとうございます。

凄い…今、ふぅ、卒業するという実感がやっと湧いてきました。

9年8ヶ月という長い期間を振り返ると凄い長かったのに不思議とあっという間な気がして。

それでも毎日凄い戦いな日々だったし、毎日が濃い日々で。

加入当初は想像もしていなかった景色をたくさん見ることができました。

初めはずっと後ろの端っこにいた私を皆さんが見つけてくれて、どんな時も温かい気持ちで支えてくれて、私よりも喜んでくれたり、楽しませてくれたり、時には叱ってくれて、いつも正しい道に導いてくれて。私がつらい時はたくさん甘やかしてくれて。そんな皆さんがいたから私は今こうして活動を続けることができました。本当にありがとうございます。

こうしてここまで活動してきて。私はほんとに初めの頃は凄いもう皆さんもわかると思うんですけど自信がなくて、気持ちを伝えるのもヘタクソで、超絶ネガティブな人だったんですけど、それでも皆さんと出会って、メンバーと出会ってたくさんのことを経験していく中で私は凄い強い人になれた気がします。

今日だって皆メンバーは凄いナンバトル期間で大変なのに集まってくれて本当にありがとう。

ナンバトル期間は私は写真を撮ってるんですけど、初めて客観的にというか皆のステージで歌ったり踊ってる姿を見て、ほんとに誰1人としてダメなところがあるわけじゃないのにどうしても競わないといけないっていうのが条件で。それでも皆の強い気持ちとかが伝わってきて、見ていて凄い感動したし、そんなNMB48を私はこれからもそばで見守りたいなって思いました。

こうしてメンバーと出会って、凄い家族よりもきっと長い時間過ごしていて、家族よりもなんか理解し合えることがたくさんあったなって感じるし、私が今こうしてすっごいハッピーで明るい人になれたのはメンバーに出会えたのもそうですし、皆さんに出会えたのもそうなんですけど、こうしてだんさぶる!の一員として活動してこれたことが凄い大きな出来事で、本当にだんさぶる!のメンバーにはたくさん感謝しています。

私は今まで趣味としてカメラをしてきて、ゆきつんカメラとして私が表現したいものを好き勝手に写真に撮って。でもそれが私の武器になったのはメンバーがいたからで。それをたくさん皆さんが愛を持って「いい写真だね」って、「また写真待ってるよ」って言ってくださったから私はこうして続けることができたし、嫌な気持ちも一切なく好き勝手に撮って続けることができました。

でも1つ心残りがあるのは、ゆきつんカメラで写真集を発売できなかったことで。

私はゆきつんカメラを通してNMB48の良さを広めたいなって思っていたので、凄いそれは心残りではあるんですけど、だけど関西ウォーカーさんだったりとかシングルとかライブのパネル展をさせていただいたり、ライブだったり周年本にゆきつんカメラを載せさせていただいたり、ほんとに想像もしていなかったんですけど写真展を開催させていただくことができたり、そこでゆきつんカメラが関わるグッズをたくさんわがまま言って発売させていただいたり、メンバーをプロデュースして「ああでもない、こうでもない」って撮影できたことが本当に幸せでした。

次の道に進むのは、私は小さい頃からドラマを見ていて凄い女優さんに実は憧れていて。

お姉ちゃんの一言でNMB48のオーディションを受けたんですけど、でもそれをきっかけにNMB48として活動していく中でやっぱりお芝居をしたいなっていう思いがさらに強くなって。

私はこれからお芝居を学んで、私なりの表現で皆さんにたくさんの感情を届けていきたいなって思っています。

それはでもNMB48っていうグループを離れて活動するっていうのは私も全然未知の世界であるんですけど、とても今よりも厳しい世界だとは思いますし、だけどここでたくさん培った精神力だったり強くなれた心を持って様々なことに挑戦して、私は女優として皆さんの前に、皆さんの、んー、お楽しみのひとつとしてなれる、そんな存在になれるようにこれからも頑張っていくので応援よろしくお願いします。

私はこんな状況になって凄い皆さんの存在がいつしか当たり前に、当たり前にいるような感じに思っていて。たけど気づけば当たり前に皆さんと会える環境が無くなっていて。より気持ちを通じ合えることも難しくなっていて。私はこの1年間でさらに自分の気持ちを届けたり、どんな言葉で相手に伝えなきゃ、伝えたらちゃんと伝わるのかっていうのをたくさん学んだ1年でもありました。

なので、この状況が落ち着くことを願っているし、今は誰かに会うっていうのは凄い大切なことで、凄い、んー、当たり前じゃないし、今まで普通に思っていたことが普通じゃなくなってしまって。

だからこそこうして皆さんが私のために足を運んでくださって本当に嬉しいですし、皆さんが安心して私たちを見守ってくださるように私は皆さんが好き勝手にお仕事ができることをずっと願っています。

これからの活動についてはSNSを通して皆さんに伝えるので、伝えるのでというか伝えていきたいと思っているので、私のSNSのフォローを外さずに待っていてくださると嬉しいです。

私は皆さんが大好きです。メンバーのことも大好きです。

そして加入当時からずっと心配なこともたくさん多くあったと思うし、迷惑もたくさんかけたし、それなのに優しく支えて応援してくれた家族の皆が私は大好きです(涙)

私がこうしてのびのび活動できているのはほんとにここまで関わってくださった皆さんのおかげですし、きっとこれからも皆さんのお力がないと私は何もできないです。

なので、これからも、アイドルではなくなってしまうんですが、東由樹1人の人間としてこれからも私に寄り添ってください。

9年8ヶ月という長い間、私は本当に本当にとーっても幸せでした。

これからもNMB48のことをよろしくお願いします。そして東由樹1人の女優としてこれから頑張っていくので、応援の程よろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

(2021年2月21日 NMB48劇場 東由樹 生誕祭&卒業セレモニー)