あやにゃんへ

まずは卒業おめでとうございます。

今どんな心境ですか?

この手紙を読んでいる私は胸がいっぱいで泣き出してしまうかもしれません。それでも今日は許してください。

次の公演、握手会、すべての活動にあやにゃんがいなくなってしまう現実をまだ受け止めきれていない自分がいます。

あやにゃんは私にとって間違いなく無くてはならない存在でした。

気がつけば近くにいてくれて、同い年という共通点もあり、私はあやにゃんに助けられたことがたくさんありました。

凄く印象に残っているのは研究生スペシャル公演の時。ヘビーローテーションだけ自分たちでフォーメーションを組んでいいと言われ、みんなでポジションを考えてる時、あやにゃんが「1人1人が平等に前へ行けるようにしよう」と言ってくれました。あのあやにゃんの優しさ溢れた言葉を私は今でも忘れられません。

あやにゃんは優しい人柄だけではなく、背中でも私を支えてくれていました。例えば、あやにゃん・かどちゃんが2ndシングルの選抜に入ったことによって研究生でも選抜に入れるという希望と新しい道を築いてくれました。

選抜として活動しているあやにゃんの背中を見て頑張ろうと希望を持てた研究生は私だけではないはずです。

きっとこれから私は、というかここにいる皆さん、ファンの皆様にもあやにゃんロスがやってくると思います。なので、会えなくなってしまうけれどあやにゃんはいつまでも元気で、今と変わらず、そのとびっきり可愛い笑顔でいてください。

あやにゃんがこれからも元気でいてくれることが私たちとファンの方々の願いだと思います。

3年間アイドルとして活動してくれてありがとう。宮島亜弥という魅力溢れるアイドルのそばにいれて凄く幸せでした。

私と出会ってくれてありがとう。

これからの人生にも花を咲かせ、何より誰よりも幸せになってください。

今までありがとう。

西村菜那子より

(2018年8月6日 NGT48劇場 チームNⅢ「誇りの丘」公演 宮島亜弥 卒業公演)