なお、17歳のお誕生日おめでとう。

あなたがもう17歳になったなんて、お母さんはまだ信じられません。私の側を、1つ下の弟の手を一緒に引っ張って歩いていたあなたの姿がついこの間のように感じます。

まだまだ子供だと思っていたけど、あなたは確実に成長していってるんですね。

あなたがこの道を選んだこともその1つです。

お芝居や歌に興味があったことは知っていたけど、HKTのオーディションを受けたと告白された時はそれはとてもとても驚きました。家族で何度も話し合いましたね。

受かった当初は大好きなおじいちゃん、おばあちゃんから反対されて、寂しい時もあったけど、温かいエールを送ってくれます。芸能界という世界に入ろうとするあなたを心配してこその反対だったのはわかっていますね。

学校との両立も大変だったでしょう。そして、晴れて4月から高校2年生、両立は大変だけど、がんばってね。家族みんな応援しているからね。

それから、遅くなったけど、HKT48メジャーデビューおめでとう。ちゃんと言えてなかったね。

3月20日、公演から帰宅して、食事も取らずに4枚のCDを並べて、1枚1枚DVDをずっと見ていましたね。そしてすべてを見終わって、席を立つ時、お母さんはあなたの大きな瞳が涙でいっぱいになっていることに気づいていましたよ。こぼれる涙を見られたくなくて、席を立って行ったんですね。嬉しかったのかな。それとも悔しかったかな。あなたの気持ちを思うとお母さんも涙が溢れそうでした。でもあなたはその悔しさをバネに努力を惜しまず、がんばってくれるとお母さんは信じています。

貴重な時間を割いて、わざわざこのような素晴らしい生誕祭を催していただいた生誕委員のみなさん、わざわざこの劇場へ足を運んでお祝いをしてくれたファンのみなさん、画面の向こうでお祝いしてくれているファンのみなさん、いつもなおを支えてくれているスタッフ、関係者のみなさん、そしてHKT48のメンバーのみなさん、本当にありがとうございます。心からお礼申し上げます。

なお、このこと忘れずにたくさんのファンの方々の気持ちを大切に日々努力をし、おごることなく、自分の夢へ進んでください。あなたの笑顔はお母さんのパワーの源です。いっぱい泣いて、その分いっぱい笑顔をみんなに見せてください。

今日は本当にお誕生日おめでとう。

母より

(2013年4月4日 HKT48劇場 研究生「PARTYが始まるよ」公演)