由麻奈、卒業おめでとう。

その場にいてあげられなくて、見送ってあげられなくてごめんなさい。ちょっと今忙しくて、手紙短くなっちゃうかもだけど精一杯のメッセージを送ります。

SKE48 1回目の組閣で同じチームになってからの付き合いかな?

同じチームになるまでは「大人っぽい子だなー」くらいに思ってて、同じチームになってからも最初は「それなりに大人しい子だな」と思っていました。

いつ頃からだろうなぁ~、君のネジが外れ始めたのは(客笑)

何がきっかけだったかわからないけど、1本飛んで行った頭のネジを見送ってから、今の由麻奈になるまではあっという間だったように感じます。

急に笑い出すのも、急にテンション上がるのも、急に怒るのも、泣くのも、テンション下がるのも全てが瞬間湯沸かし器レベル。見てて面白いです。褒めてるよ。

本当の最大の謎は、意味わからんくらい私をリスペクトしてくれていることです。論文だっけ? 私について書いてくれたの。

高木由麻奈「そうでございます。高柳さんですね」

未だに何を書かれたのかちょっと知りませんが、ほんと人生で自分のことを論文に書かれるなんてことが起きると思わなかった。そんなあなたのことを書いたら、こんなお手紙になってしまいました。

SKE48での経験、感じた楽しい気持ち、喜び、苦しみ、怒り。成長した自分に胸を張って、卒業したら自分のやりたいことに今まで以上まっすぐに生きていって欲しいなと思います。

由麻奈にとって毎日がキラキラした卒業後の人生を歩めることを願っています。

高柳明音より

(2019年5月18日 SKE48劇場 チームKII「最終ベルが鳴る」公演 高木由麻奈 劇場最終公演)