亜美瑠へ
お誕生日おめでとう。
記念すべき二十歳の生誕祭で手紙を書かせていただけるなんて本当に嬉しいです。
さてさて、私のこと誰かわかるかな?
普段亜美瑠の同期、そしてマブダチとしてやらせてもらっています、前田令子です。
亜美瑠との出会い第3回ドラフト会議での合宿中で、初めは顔が綺麗すぎるってこともあって少し怖そうだなって印象だったんですが、いざ話してみると「なんやこのギャップ少女は!」ってなったのを今でも覚えています。
NMBに加入してからは私にとって亜美瑠は本当になくてはならない存在になったというか、何か嬉しいことや面白いことがあったらすぐに亜美瑠に報告するし、お洋服だったりSNSに載せる写真をいつも選んでもらうし、せま~い界隈でしか通用しないようなネタも亜美瑠なら絶対わかってくれるから安心して話すことができます。
亜美瑠との思い出で特に印象に残っているのは何だろうって考えてみたら、やっぱりRaison d’etre(レゾンデートル)を結成したことかなって思います。
初めは趣味や好みが合う5人組で、ゆる~く結成された非公式ユニットだったけど、冠ライブを通じて「レゾンデートルが好き」って言ってくださる方が思った以上にたくさんいて、そこからまさか大阪城ホールで1曲披露させてもらえるまでになるとは思ってなかったです。
亜美瑠が歌の先生になってくれて皆の音程を合わせてくれたり、積極的にハモリの方にいってくれたりとレゾンデートルでは絶対に欠かせない頼れる存在でした。
あともう1つ。それは第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦での思い出です。
私は応援メンバーとしてイベントに参加させていただいたんですが、そのメンバーを選んでくれたのも亜美瑠って知って凄く嬉しかったです。
亜美瑠の歌声は今までも聴いたことがあるけれど、あの時の亜美瑠はイチ・アーティストとしての山崎亜美瑠でした。
生の歌を聴いて感動して、涙が出たのは初めてで、そのくらい亜美瑠の歌声には人の心を動かす凄い力があるんだなと感じました。
Nona Diamondsとしてデビューして「はじまりの唄」を初めてちゃんと聴いた時は、また自然と涙が出ました。
亜美瑠は本当に努力家で、ちゃんと自分を持っていて、自分の長所を理解して、常に向上心がある最高のアイドルだと私は思っています。
そんな亜美瑠のこと、心から尊敬しているし、ドラフト3期生の誇りだと思っています。
影でたくさん歌やギターの練習をしているのも知っているし、どうやったら自分を知ってもらえるかってたくさん考えて悩んでるのも知っています。
亜美瑠はあんまり人に弱音を吐いたりしないから少し心配になる時もあります。
私はそんな亜美瑠の力になりたいし、そばで支えられる人になりたいです。だからもっと頼って、甘えに来てくれたら嬉しいです。今さら恥ずかしいかもしれませんが全部受け止めるので、いつでも待ってます。
ここまで色々話してきましたが、こんなに考え方や趣味、笑いのツボが合う人と出会えて私は本当に凄く幸せだし、これから先もずっと一緒にいる仲なんだろうなと思います。
これからもマブダチとしてよろしくお願いします。
大好きです。
前田令子より
(2021年7月21日 NMB48劇場 白間美瑠プロデュース「大阪魂、捨てたらあかん」公演)