はぁちへ

お誕生日おめでとう。

22歳のはなにこうしてお手紙を書かせていただくのは実は2回目です。誰かわかったかな?

ハタチの誕生日をお祝いした日のことがつい昨日のことのようです。

「やっとこれから一緒に乾杯できる」と思ったら、なかなかそうとはいかない状況が続き、それどころかはなと前より会えない日々が続く、少し、いやだいぶ寂しい2年間でした。

今年こそ2年越しに理子ちゃんと3人でまたお祝いする約束をしているけど、なかなかお祝いできていなくて、だいぶ遅れちゃったけど23歳のお誕生日までに絶対にお誕生日会するね。

私にとってのはなの印象は昔からずっと変わらず努力家です。それは私だけじゃなく、HKT48のメンバーの誰もがそう思っていると思います。

リハーサルをしている時もいつも完璧で、はなができていない姿を見たことがほとんどありません。というか、本当に一度もありません。きっと私たちの見えないところでの努力も凄いんだろうな~と。

本当に本当にたまに眠たそうなお目目をしている時は「あー、はなちゃんもちゃんと人間なんだな」と安心します。

いつかの全国握手会、たしかはなが「74億分の1の君へ」で初選抜に選ばれたぐらいの頃かな? ミニライブで「Chain of love」の遥のポジションを務めることになった時、きっと初披露から間もない楽曲のセンターを代わりに務めることって想像がつかないほどの大きなプレッシャーがかかっていたと思うのに、出番前ギリギリまで舞台袖で間奏のソロダンスを一生懸命に練習していたことを覚えています。

なので「最高かよ」や「キス待ち」センターを務めることになった時は心から納得しましたし、一緒に頑張りたいという気持ちでいつもいっぱいでした。

この前、熊本のツアーの袖で顔に疲れが出てしまっていた私を見て、「舞ちゃんってほんとにわかりやすいんだから」と笑ってくれたことにとても救われました。あの時は本当にありがとう。

同期が卒業して人数が少なくなってきた今、少しだけだけどドラフト生の皆の気持ちが初めてわかったような気もします。

ドラフト生の皆は特に入った頃からずっと少人数だから、HKT48の中でも少し特殊で、正直全ての気持ちはわかってあげられないことを申し訳なく思います。

きっと私たちと同じように同期としての絆がある中で、私たちにない悩みもあるんだろうな~とも。

でも私は今のHKT48を支えてくれているのはドラフト生の皆だと思います。3期と4期の間にはドラフト1期、2期がいて、4期と5期の間にはドラ3がいて。皆が思っている以上にHKT48の先輩メンバーと後輩メンバーをつなげてくれているのはドラフト生の皆の存在が大きいのです。

だから自分にもっともっと自信を持って、たまにでいいから自分の意見を伝えてね。

メンバーで円になって話し合いをする時、自分から積極的に発言する必要はないけど、はなちゃんのお顔に「はなも思うことあります」と書いてある時、何度かあったような。そんなことを思いつつも、とにかく笑顔でいてくれたらもう何でもいいです。

これからも太陽のように皆を最高に照らし続けてね。

22歳、たくさんの素敵な日々が続くことを願っています。

長くなったけど、改めてお誕生日おめでとう!

P.S.

今日までDMMで見るのも我慢していた新公演、やっと見に来れて良かったです。

チームTII、これからも頑張ってね!

渕上舞より

(2022年5月25日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームTII「恋愛禁止条例」公演)