ちょっと私、忘れん坊なので、ちょっと手紙でも、ごめんなさい。

今日は素敵な生誕祭を開いてくださって、ありがとうございます。

2年ぶりで、2回目の生誕祭なので緊張しますし、2年前何話していたかも覚えてないくらい何から話せばいいのかわからないのですが、まずはいつも私のことを応援してくださっているファンの方々、本当にありがとうございます。

去年は初選抜や昇格をさせていただけて、それまでは選んでいただけることは少なかったですし、同期がたくさん活躍しているのを見て悔しかったので、凄く嬉しかったです。

去年から今年にかけて私の中でけっこう環境が変わって戸惑うことが多かったです。

「私でいいのかな?」と不安な気持ちでいっぱいだったこともあれば「これで最後のチャンスかもしれない」と怖かったです。

でも今ある自分の力を出してきたつもりでしたし、それからはパフォーマンスやSNS、色んなことに対して必死に頑張るだけではダメなんだなと気持ちが変化しました。

このコロナ禍は、入った当初から今でも自分をアピールできたのがダンスだったし、「パフォーマンスで好きになりました」と言ってくださる方が多かったぐらい「得意なこと」とちゃんと言えるものだったので、できる場が少なくなって悲しかったです。

でもその制限されて空いた時間の中で、解除された時に自分がどうすれば輝くことができるのか、大きく踊るだけではなくて綺麗な見せ方をしたりすることなど、色んな研究をする時間ができました。

このアイドル活動でたくさん勉強して、ファンの方と少しずつ成長していけるのが自分的にもとっても楽しくって、今はツアーが始まったり、まだ7人公演ではあるけれど、公演も安定してできるようになってきたので、これからもっと気を引き締めて自分の学んできたことを活かせれるようにしたいですし、ファンの方が楽しんでくださる現場が増えて、すっごく嬉しいです。

最近は卒業していく先輩や同期が多くて、もう新しいHKTを作っていかなきゃいけないのだなと皆感じているし、私はまだまだトーク力もないし、頼りない未熟者だけれど、少しでもHKTに貢献できるような存在になれるように頑張りたいと思いました。

今年変わりたいことは、よく私は色んな人に「くるたんは人にもう少し頼ってみたら?」とか「弱音を吐いてみてもいいんじゃない?」と言われるので、甘え下手だからこそ今年こそちょっと周りの人に頼ってみたいと思います。

そしてファンの方にはいつもメールなどで弱音を吐いてしまっているけれど、皆さんが支えてくださるから今まで少しでも明るく活動ができているなと感じます。

いつも自信がない私をファンの方は毎回褒めてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。これからもたくさん褒めてくれると嬉しいです。

そして今までファンの方とコツコツ進んで行けたけれど、活動していくうちに自分ができないことや不得意なことがどんどん見えてきて、これからは頑張るだけじゃうまくいかないことも多くなるなぁと思いました。それでも一緒に乗り越えていってくれたら嬉しいです。

メンバーやスタッフの方々にはいつもポンコツな私を助けてもらっているけれど、今年は先輩になるからしっかりしていかないといけないし、「後輩ができた時が一番成長することができるよ」と先輩に言っていただけたので、頑張っていけたらいいなと思います。

そしてまだ甘えられるうちに少しでも甘えたいなとも思います。

改めて18歳になった竹本くるみもよろしくお願いします。

今日は素敵な生誕祭をありがとうございました。

(2022年4月19日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演 チームレインボー)