皆さん、今日は半年経ってしまったんですけども、こうして生誕祭を開いてくださった皆さん、ありがとうございます。そして来てくださって本当にありがとうございます。

今日来られなかった方もDMMで見てくれているのかなとも思います。見てくださってありがとうございます。

私は7月の23日にNGT48からの卒業を発表させていただいて。

自分で「卒業する」って決断したのに自分で「卒業」っていう言葉を出すといつもいつも泣いちゃいそうになるくらい寂しくて、寂しくて寂しくてたまらないんですけど。

でも「卒業をする」っていう決断は私にとって凄く凄く大きなことで、たくさんたくさん悩みました。

何が一番悩んだかって、「応援してくれる皆さんを裏切ってないかな」とか、そういうことが頭に浮かんで。「まだやめるには早いのかな?」とか、「皆さんを置いてやめていいのかな?」とか色んなこと考えたんですけど、でもやっぱり私には一歩踏み出す勇気が今の私には必要だなと思って、この卒業という決断をさせていただきました。

なんかまだ自分もあんまり実感はないんですけど、こうやっていつも横で支えてくれるメンバー、スタッフの皆さん、そして頼もしくなった後輩の皆、心強い同期の皆にも背中を押してもらって一歩踏み出す強い勇気をもらいました。

私は大変なこととかつらいこととかいっぱいあったなーって振り返ればそう思うことはたくさんあったんですけど、やっぱりNGT48で良かったなって思うことばかりで、自分がNGTじゃなかったらどうだったんだろうとか、そう考えると怖いことだらけで、NGTだからこそこうやって出会えた皆さんなので、NGT48を作ってくれた新潟県には本当に本当に心の底から感謝をしていますし、これからも新潟県の皆さんにまだ卒業まで時間はあるので、どういう形でできるかはわからないんですけど、こう今までありがとうっていう気持ちの恩返しをしていけたらいいなと思います。

そしてNGT48にも「あー、荻野がいて良かったな」ってちょっとでも思ってもらえるように最後まで笑顔で自分らしく頑張っていきたいなと思います。

自分がいた何かをここに残していけるように最後まで頑張りたいなって思いますので、皆さんも笑顔で、そして強い、強く、あー、ダメだ、ちょっと待った…(泣きそう)…頑張りますので、皆さんにも背中を押してもらえたら嬉しいなと思います。

皆さんとこうして出会えて私は本当に幸せだなと本当に本当に毎日毎日夜寝る前に思っています。

こうやって何かあったら支えてくれて、優しい言葉をかけてくれて、このように私を成長させてくれてありがとうございました。

もうちょっと時間があるので、皆さんともっと楽しい思い出をメンバーの皆とも作っていけたらいいなと思います。

今日は本当に素敵な生誕祭をありがとうございました。最後の生誕祭がこのような形でこうやってできたこと本当に嬉しく思います。ありがとうございました。

(2021年8月15日 NGT48劇場 「あぶこな」公演&「西荻」公演)