今日劇場に来てくださった皆さん、まずは本当にありがとうございます。

そして劇場には来れなかったけどDMMで配信を見てくださってる皆さんも本当にありがとうございます。

約7年間活動してきて、NGTに入ったのは中学2年生の時、まだ13歳の時だったんですけど、バイトAKBの時を数えると、バイトAKBは12歳の時から始めて約8年間アイドル活動をさせていただいてたのが本当に信じられないというか、私はもう小学校の時からAKB48が大好きで、もう48グループ、アイドルになりたいんじゃなくて48グループになりたくてオーディションを受けていて、ほんとになんか、この7年間を卒業を機にたくさん振り返ったんですけど、たくさんつらいことも悲しいこともあったんですけど、でも楽しい思い出の方が私はもうどんどんこの7年間の中で浮かんできて、それほどこの7年間が充実してて楽しかったんだなっていうのをこの卒業を決めてから改めて実感しました。

そして、こうして私がこのステージに立てているのも本当にたくさんの方の支えがあったからこそですし、ほんとに劇場のスタッフさんもそうですし、メイクさん、衣装さん、マネージャーさん、なんかほんとに、ダンスの先生もそうですし、ほんとに関わってくださった全てのスタッフの皆様に本当に感謝していますし、この7年間たくさん支えていただいて本当に本当にありがとうございました。

そして私は中学2年生の時からNGTをしてるんですけど、家族にも本当に感謝していて。

ちっちゃい頃からダンスをしたり、バレーボールをしたりとか自分のやりたいことを何でも「愛菜がやりたいんだったらやりな」って色々サポートしてくれて。

中学生の時は1人暮らしができなかったのでお母さんに新潟に来てもらって、高校から1人暮らしを始めたんですけど、ほんとに家族の支えがなかったら私はこの20歳になるまでこうしてアイドル活動が絶対にできていなかったと思うので、本当に感謝していますし、卒業してからたくさん恩返しできるような人にならなきゃなと思ってますし、なりたいなと思っています。

そしてメンバーの皆にも本当に感謝していて。

1期生は私がもう子供の、もうガキみたいな、超わがままな時から仲良くしてくれて。

私は自分に自信がないんだけど、1期生の皆といると自信がもらえて、楽しくアイドル活動ができました。本当に本当にありがとう。

そして後輩の皆は、私まさかこんなに仲良くなれるなんて思ってなくて。なんか自分が先輩に。すいません、すっごい後ろ向いてて、長くて。ごめんなさい。後ろ姿も可愛いので見といてください。(客笑)

このドレスがね。(拍手)

すいません。ほんとに私、先輩に自分から行くのが苦手だったから皆が入ってきた時に私からたくさん声をかけようって思ってはいたんだけどなかなか実践できなくて、仲良くなるのに時間がかかってしまったんだけど、なんか「あいにゃーさん」とか「あいちゃん」とか「あいな」とかたくさん皆が私の名前を呼んでくれて、こんな私のことを「大好きです」とか「尊敬してます」って言ってくれたのが本当に嬉しかったし、本当に皆が入ってくるまでのNGTの活動も凄く濃かったけど皆が入ってきてからのNGTの活動が私は本当に楽しかったです。ありがとうございます。皆、たくさん振り覚えてくれて、今日の公演に出演してくれて本当にありがとうございます。

そしてファンの皆さん。この私のアイドル人生の中で本当にここでは喋りきれないぐらいたくさん皆さんには支えていただいて、皆の言葉がほんとに私の力になっていて。

私は芸能界も引退してしまうので、本当に皆さんにこうやってお会いできたりとか、メールも送れないし、ほんとに当たり前の日常がなくなってしまうのが正直凄く凄く寂しいんですけど、私は自分でこの道を決めたので、ファンの方にはこれからも、なんか直接コミュニケーションを取ることはできなくなってしまうかもしれないんですけど、温かく見守ってくださってたら嬉しいなと思います。

本当に大好きだったアイドルに、48グループになれて、NGT48として神奈川から新潟に引っ越してきて、こうして活動してきて私は1回も後悔したことがないし、本当に心からNGT48が大好きで、このグループに加入できて良かったなって思っています。

私も絶対に元気で笑顔でいるので、皆さんも絶対に笑顔でいてください。

今日は本当にありがとうございました。

(2022年4月29日、NGT48劇場、日下部愛菜 卒業公演)