2021年を振り返って

私、実は20歳の生誕を3月にやっちゃってるんですよね。そうなんですよ。だから2021年を振り返ってですかね。

そうですね、ちょっとどうなんだろうって思うんですけど、ちょっと暗い話から始まっちゃうんですけど、皆さん。これをちゃんと見せなくちゃいけないなって私は今思っているので、ちゃんと話したいなと思います。

2020年から2021年のね、頭にかけてって、やっぱり皆さんもだし世間的にも物理的に動くことが難しかったじゃないですか。

その時に私自身は、なんかその1つのイベントに対して、なんかゆっくり眺めて取り組めたっていうのが自分の中で凄く楽になってたところがあって。

で、春からAKB48がコンサートやライブをやらせていただくことが増えたりとか、私自身も舞台に立つことが予定されていたりとかする中で、なんか自分が今までの速度についていけなくなってることに凄い戸惑いを感じて。

なんか「こうなりたい」とか「こうしたい」とかいう理想ばっかりが大きくなっちゃって、実はもの凄い夏ぐらいまでそのギャップに苦しんだ年だなーっていうのがあって。

その時に、なかなか自分の言葉で言い表せなくて、皆さんにも何考えてるんだろうなとか心配かけちゃっただろうなっていうのが本当にあって。

そうなんですけど、でも夏を過ぎて、誕生日を過ぎて、21歳になってからの話になっちゃうんですけど、少しだけゆっくりする時間を取らせてもらって、色んなことを、色んな舞台を見たりとか遊んだりとかした後に、「よし、じゃあ、またやろう」と思って、この劇場公演でやっていた2人公演のね、「君に会うたび恋をする」公演に出ようと決意して…

※メンバー「何回だって恋をする」

「何回だって恋をする」公演。なんかおかしいなと思ってたんですよ。そう、「何回だって恋をする」公演にね、出ようと思って、出させてもらうってなった時に、今までの理想だけじゃなくって、今の自分は何がしたいかなって思って、考えて。

そしたらもうちょっとこの曲、パフォーマンスする曲に対してどんなアプローチをしたいかなって考えるようになって。

で、そこから、なんか「この曲だったらこういう表現を私はしたいな」とか考えることが凄く楽しくなってきて。

だから今は曲を表現するとか、何かすることをしていきたいなって思うようにまた改めて思えるようになったし、楽しむことができるように戻ってこれたのが嬉しいなって思ってます。自己完結になっちゃうんですけど。

だからその好きなことをこれからもたくさん見つけていって、自分の、まだまだね、等身大の私っていうものが本当にまだまだ器が小さすぎるから、もっと自分の器を大きくしていきたいなって思ってます。

2022年はそんな今の私で、舞台とか決まってたりとか、あとは悲しいことになんですけど、悲しいことにっていうか今のチームが凄く好きだから離れちゃうのは寂しいですけど、Aになることも決まってるので、そんな今の私で色んなことに挑戦していけたらいいなと思って、頭から「僕の太陽」公演に出たりとかもしてるので、挑戦していけたらなと思っております。

2022年はどんな1年にしたいですか?

何ですか? でもやっぱり表現することが好きだから、もっとなんか「この曲はこうしていきたい」とか、私らしさがもうちょっとステージ上でもね、なんか間違えちゃいけないとか失敗しちゃいけないということに捉われがちだけど、そうじゃなくて、なんか自分自身が楽しむことを大切にしたいし、なんか自分で自分の殻を破っていきたいなと思ってるので、人とね、たくさん関わっていきたいなと思っております。

素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ

いや、ほんとに、8月から1月までだいぶ本当にお待たせしてしまって。で、年明け早々みたいな感じになって、ですけど、こうしてね、「せいちゃん祝21歳」っていうのと、あとふくおもね、はい、キツネのぬいぐるみもね、可愛く置いていただいて。リハの時からね、「いるー!」って思ってたんですよ(笑)

あとね、何年か前にやってくださった、今年もおふくちゃんのペンライトを皆さんが持っててくださって、幕が開けた時に嬉しかったです。本当にありがとうございます。

なんかさっきも言った通り、何て言うのかな、歳を重ねるというか、加入してから長くなってくると、どんどん自分の気持ちを話すのが難しくなってきたなっていうのを感じていて。

何だろう、フィルターがかかってしまうみたいな、なんか自分の素直な気持ちの上から1枚フィルターが何かかかってしまって、自分の気持ちさえも見えなくなってしまって、皆さん伝えられないっていうことが多くなってしまったなっていうのを自分自身で感じていて。

だからこそなんか今更になって、「根も葉もRumor」選抜落ちしたの悲しいなぁって今更になってね、感じたりとかほんとにしてるんですよ、実は。そう、それさえも見えなくなっていたというか。

だからこそ今年は素直な気持ちをね、皆さんに共有していけたらいいなと思いますし、皆さんとまた一歩一歩楽しんでね、活動していけたらなと思ってます。

本当にたくさんね、いつもありがとうございます。ゲームの選抜であったり、ドボンのライブとかビンゴだったりとか、あとは嬉しかったのはCanCamの撮影もさせていただいて本当に本当に嬉しかったです、今年も。

21歳、あともうちょっとですけども、これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。

(2022年1月14日 AKB48劇場 「シアターの女神」公演)