まずはね、8月1日に生誕イベントをやらせていただいて。そして今日こうしてね、半年ぐらい経ってしまったんですけども生誕祭を開いてくださったこと、本当にありがとうございます。

いやもうさっきからね、ほんとに言ってるんですけども、ねぇ、21歳になる方が早いよ、とね。でもちょっと2020年のことを振り返りたいなと思って。19歳のことはさすがに前すぎるので、はい、2020年のことから振り返りたいなと思います。

そうですね、2020年の最初はまず1月のリクエストアワーで最終日に、その場にいないのにまさかの選抜入りという「失恋、ありがとう」から始まりまして、そして「離れていても」でもね、歌番組の方にたくさん出させていただいて、そう、なんか会えない中でも見ていてくださってる皆さんがいたりとか、あとはやっぱり魅力的なメンバーがたくさんいる中で、「嗚呼どう魅せたらいいかな」とか「私はどう魅せたいかな」とか悩んだりもしたし、でもやっぱりAKB48という名前が付くところに、ここにいたいなと思った私がいたなと思います。

そしてね、そう、なんかこの1年は、2020年はやっぱりできないことが多い中で、それでもやっぱり「進もう」という気持ちで、私もだし、メンバーもだし、このグループもだし、皆さんもやっぱり動いてくれていたなっていうのを凄く感じていて。

私で言うと、おうち配信であったり、SHOWROOMで1人公演をやったり、せいちゃんリクアワなんてやってみたり、おうち生写真をしたり、あとは継続させていただいてるラジオの方であったり、その1つ1つに皆さんが「楽しかったよ、良かったよ」とか答えてくれるのが本当に励みになりました。

そして皆さんからはね、バトフェス選抜であったり、1位をいただいて雑誌のグラビアをやれたりとか、そういうプレゼントもいただけて凄く嬉しかったです。

そして、そうですね、沙穂さんもなんですけどユニットのHoney Harmonyってね、家庭的癒やし系と言っているユニットで毎週YouTubeのほうで生配信をさせていただけたりとか、ライブもやらせていただいて、2月と9月に。で、なんか大切な居場所が増えたなと思うと同時に自分自身で動くことの大切さも学んだ1年だったかなと思います。はい、そんな1年でした。

そしてね、これからね、あと半年ぐらいしか21歳はないんですけど、はい、今年はですね、んーと、そうですね、臆することなく、臆せずになんか色んなことに挑戦したいなと思っている1年でして。

自粛期間に色んなことを考えて、もちろん1つのことに集中して取り組めるっていうのは凄くプラスのことだったんですけど、どうしてもネガティブな私が出てきてしまった部分があって。

例えば在籍8年目なのにまだまだできないことが多いなとか、なんか次にステージに立った時に失敗したらどうしようとか、そんなことばっかりを考えて凄くネガティブになってしまった私がいたんですね。

だけど、そうじゃなくてAKB48は挑戦して学んでいく場所なんだなって最近改めて思い出しまして。

この劇場公演で歌って踊ることだったり、ステージに立つことだったりも頑張っていきたいなと改めて思っています。

そして、それと同時に外の世界ももっと知りたいなと、広い世界を知りたいなと今私は思っています。あっ、卒業は全然しないですよ、ほんとに。ほんとにしないですよ。大丈夫よ。

まだまだ卒業できないな、なんて思っている反面で、広い世界を知りたいなと思っていて。

今私が興味があるのはお洋服のことであったり、モデルさんであったり、色々の撮影をすることであったりとか、あとは文章を書くこと。さっきね、ゆかるんさんが言ってくれた通りリーディングドラマとかやらせていただけてたりとか、あとは表現することをもっとやっていきたいなと思っているので、その8年の中でせいちゃんはこうだよねとか見つかったこともそうですし、新しい自分も自分自身が見つけていきたいし、自分自身以外から見出される何かをもっと見ていきたいですし、皆さんにもいっぱい色んな姿を見ていただけたらなと思っています。なので色んなことに挑戦する1年?1年? これからにしたいと思います。

(言い残したことは?)

ほんとに、ビックリしましたよね。「生誕祭やるよ」って言われた時。本当にビックリしたんですよ、私。

でもやっぱりこうして目を見て、ここの劇場で生誕祭をできるってやっぱりいいなって思って。声も出せないですし、難しいこともいっぱいあるけど、この場所に一緒にいたりとか見てくださる皆さんがいたりすることが本当に幸せだなと感じてます。ありがとうございます。

(2021年3月19日 AKB48劇場 「シアターの女神」公演)