川栄さんへ

お誕生日おめでとうございます。

もう19歳になるんですね。

川栄さんは何事にもあまり弱音を吐かず、体当たりで、一生懸命で、飾らなくいつも自然体で、でも芯は通っていて、しっかり自分を持ってるところ、後輩思いで人の痛みがわかるすっごく温かい人で、いい意味で昔から何も変わっていないと思います。変わったところと言ったら、足が臭くなくなったところとかかな。

毎日色々なお仕事をこなす中、たまにお休みの日ができたら「遠いところに行きたい」とか、休みの日じゃなくてもお仕事が終わったら「ご飯食べに行こー」とか、すごく悪天候な時でも時間があればお出かけに誘ってきたり、この元気はどこから出てくるんだろうっていうくらい本当に明るくて、そんな川栄さんが大好きで、気付いたらいつも一緒な気がします。

川栄さんが色々な場面でたくさん活躍していくのが本当にめっちゃ嬉しくて、でも心のどこかでもう遠い存在なのかなとか余計なことを考えて、私から壁を作った時もありました。

でも川栄さんがソロでのお仕事が増えていき、ドラマやバラエティー、他にも色々忙しい時にいきなり楽屋で大号泣した時がありましたね。

私はあんなに泣いている川栄さんを見たのは初めてで、最初なんて声をかければいいかわからなかったです。その時に毎日たくさんのことを求められて、それに1人で応えなくてはいけないのは楽しいとか以上の大きなプレッシャーがあったんだなって。それに押し潰されそうになりながら毎日負けずに1人で頑張っていたのを考えると、私も涙が溢れてきて、一緒に泣いてしまいました。

私が辛い時、いつも支えてくれたのは川栄さんで、なのに自分は何をやっていたんだろうって。

川栄さんはファンの人にも、メンバーにも、あまり辛さを見せないから、無理をして色々溜まって爆発してしまう前に、たまには弱音を吐いたり、息抜きをしてください。

私は川栄さんが遠い存在になっちゃうとかじゃなくて、遠い存在にならないように頑張ります。

AKB48としてじゃなくて、1人の人間として、川栄さんをこれからもずーっと尊敬してるし、大好きな相方です。きっと、何があってももう変わらない仲だと思います。

川栄さんの誕生日パーティー、まだしてないから、しましょうね。

本当にお誕生日おめでとう。10代最後いい1年にしてね。いつもありがとう。

横山チームA 高橋朱里より

(2014年2月19日 AKB48劇場 横山チームAウェイティング公演)