愛梨姉ちゃんへ

ご卒業おめでとうございます。

ついにこの日がきてしまいましたね。

ご無沙汰しております、寿司メガネの妹です。(客笑)

愛梨姉ちゃんの晴れ舞台を観れるのがこれで最後だと思うと本当にエモくてエモくて仕方がありません。

8年前、愛梨姉ちゃんがこの舞台に立った15歳の頃、私はまだ小学3年生やったよね。

まだちっちゃかった私にとってアイドルは女の子の憧れの存在で、キラキラして本当に輝いて見えていました。

そしてアイドルとして生活を始めてから愛梨姉ちゃんの数々の奇行を私は今まででも決して忘れていません。

谷川愛梨「やめてー。何? 怖いもう。そういうのやめてよ」

狼になりたいって頭を噛んできたあの日も(客笑) 夜中に部屋に入ってきては「かくれんぼしようや」と言ってきたあの日も、会うたびに「語ろうや」と言ってきたあの日も、もう今ではすっかり懐かしいです。

8年半の間ずーっとそばでアイドルとしての愛梨お姉ちゃんを見てきた私にとってNMB48は私の青春でもありました。

愛梨姉ちゃんが元チームMだった時のユニット曲である「奇跡は間に合わない」であんちゅに一目惚れし、生写真を買い漁っては公演を見ていき、気付けばだんだんただのファンになっている自分もいました。

そういう風に純粋にNMBを応援していたということもあって、今回の愛梨姉ちゃんの卒業の話を聞いた時に「ついにこの日がやってきてしまったのか」と本当に寂しい気持ちでいっぱいになりました。

19日に迎えた卒業コンサートでは8年半の集大成が詰まった最後のステージで笑顔でパフォーマンスをする愛梨姉ちゃんを見て、今まで当たり前のように見ていたアイドルとしての姿がもう見れなくなるんだと改めて実感し、はじめから終わりまで涙が止まりませんでした。

この長かったようで短かった8年半、どんなつらいことがあっても笑顔を絶やさず周りの人たちを笑顔にさせてきた愛梨姉ちゃんはいつまでも私の憧れです。

今後はもうアイドルとしての愛梨姉ちゃんを見れなくなるけど、いつまでもそのひまわりのような笑顔を見せてくれることを願っています。

本当に本当に卒業おめでとう。

P.S.

姉の卒業と共に私も寿司メガネを卒業します。

谷川愛梨「嫌だー」

小6の時は「まだ死にたくないから愛梨姉ちゃんの運転する車には乗りたくない」と言ってごめんね。高校2年生になった今、もう思い残すことは何もありません。(客笑)

谷川愛梨「早くない? もう思い残すことないの?」

今度車で高級なお寿司屋さんにでも連れて行ってくださいね。

寿司メガネの妹より

(2019年12月25日 NMB48劇場 チームN「N Pride」公演)