颯へ

14歳のお誕生日おめでとう。

さーて、私は誰でしょう?

お母さんだよ。

颯、やっとこのステージに立てたね。

颯覚えてますか? 4期セレクションの合格発表の時、家族で待っていたら、いつもはお母さんに連絡してくるのに泣きながらお姉ちゃんに「落ちたから迎えに来て」って電話してきたこと。

慌てて駆けつけるとソファーに倒れ込み、目を真っ赤にして、息が止まるんじゃないかっていうくらい泣いている颯を初めて見ました。

あれから、どうしたら精神的にも体力的にも強くなれるのかを考え、行きついたのがキックボクシングだったね。

小さい頃から人見知りもせず愛嬌たっぷりで、人前に立つことが大好きな颯はクラス委員長をしたり、応援団長をしたりといつも積極的。あれもこれもと積極的過ぎてお母さんのほうが不安になることもしばしば。

成長している颯に未だ追いつけていないお母さんは思わず口出しをしてケンカすることも多くなったね。

でもどんなに喧嘩しても、寝る時には横に来るので笑えます。

喧嘩して素直に謝れなくて、寝ているお母さんにペタって引っついてくるの、気づいているよ。

したこと無いダンスを覚えるのに必死で、夜中まで頑張っているのも知ってるよ。泣かなくなったのもね(もしかして今泣いてるかな? 感動系は苦手だから)

でもね、たまには弱音を吐いていいんだよ。これからもずっと颯の一番のファンであり、そばで見守り続けます。

み~んなを笑顔にできるアイドルになってね。

颯の人生、悔いのないように。

最後になりましたが、ファンの皆様、スタッフの皆様、メンバー、5期生の皆様、そしてお忙しい中、こんな素敵な生誕祭を準備してくださった生誕祭委員の皆様、本当にありがとうございます。颯はまだまだ危なっかしくて、突っ走ってしまうことも多く、ご迷惑をおかけいたしますが、これからも応援よろしくお願いいたします。

颯の大好きなお母さんより

(2019年8月8日 スカラエスパシオ 研究生「脳内パラダイス」公演)