はたごんへ

お誕生日おめでとうございます。

多分まさかの人からのお手紙です。

私なりの、もしかしたら独りよがりになってしまうかもしれない言葉ですが受け取ってもらえたら幸いです。

はたごんは同期の中ではお姉ちゃんみたいな、先輩といる時は仲良い人にもしっかり気は使う人。んー、後輩といる時はよく知らないです。(客笑)

ぽんこつと言われることもあるけれど、実はとてもしっかり者なんだなーと思っています。

その気遣いが根本にある優しさに皆が笑顔になっちゃって、思わずやらかしても許してしまうんです。

実は時にそれを「おいしい」と思っていたりもしませんか? それがまた面白かったりもします。

実はアンダーに出たのも早いし、ライブのリハーサルがあるとなると事前に誰よりも早く練習を始めたり、SHOWROOM配信を長いこと毎週継続していたり、どんなことにも正面からしっかりと向かっていく姿は皆がやらなきゃと思っていてもやれないことで、はたごの本当に凄いところです。

今はたごんの目の前には選抜という1つの壁があるんじゃないかな。

一緒にご飯に行ったりすると、その話題が出ることもだいぶ前から何度かありました。そのたびに真っ正面すぎるぐらい本気でまっすぐ。ふと思い出してみるとはたごんと真面目なお話をしていて、あまり後ろ向きな発言を聞いたことがないんです。

そこに溜め込んでないかな。まだ話してもらえる関係ではないのかな。なんてちょっと心配になったりもするけれど、それがはたごんの持つ強さなのかなと思っていたりもします。

アイドルとして誕生日を重ねることはちょっと不安にもなったりします。でもどうかブレないでください。目標がどことかでなく、これからもはたごんであることを楽しんで楽しんで貫いていってください。これは私からの勝手なお願いです。

今年はたごんにとっては選抜へのチャンスになったであろう選抜総選挙は開催されませんでした。それを残念だと、そう言える道をファンの方と歩き固めてきたこと、お祭りみたいなイベントではあるけれど、誰もが多少なり怖がってしまうそのイベントを待ち望めていたということ、頑張ってきたことに無駄なことはなかったと言える、それもまた1つの結果です。

その頑張りはファンの人はもちろん、スタッフさん、メンバーまでしっかり響いてるよ。

だからずーっといい子でなくてもいいんじゃないかなとも思うの。もうちょっと周りの人に甘えてもいいんだよと。

それを嫌と思う人はきっといなくて、それくらいはたごんは愛されてる人です。

はたごんにとって愛あふれる幸せな1年になることを願っています。

地元香川の美味しいうどん屋さんにまたお仕事のついでに連れてって行ってもらえることもつよーくつよーく願っております。

最後に。お手紙を書かせてくださった生誕委員の皆様、私でいいのかと驚いたりもしたのですが、書かせてもらえてとっても嬉しかったです。素敵な機会をありがとうございました。

はたごん、改めてお誕生日おめでとう。

SKE48チームE 鎌田菜月より

(2019年7月23日 SKE48劇場 チームE「SKEフェスティバル」公演)