ひなちゃん、16歳のお誕生日おめでとう。

そして、このように生誕祭を開いていただいた運営スタッフの皆様、メンバーの皆様、日頃から応援してくださっているファンの皆様、本当に本当にありがとうございます。

ちゃんと手紙を書くのは初めてでちょっと変な気持ちです。

思えば小学6年生の時に最初にアイドルを目指し、第2回ドラフト会議で最終審査まで残った時には驚きと不安と期待と入り混じった複雑な気持ちになりました。

残念ながら落選してしまいましたが、その時は親としてはまたいつもの暮らしに戻れると安心した気持ちでもありました。

でもひなちゃんだけはただひたすらにまっすぐに「アイドルになりたい」という気持ちを持ち続け、苦手だったダンスを習い始めたり、ダイエットをしたりして自分を磨く努力をしてきましたね。

それでもHKT4期、AKB16期、乃木坂3期オーディションに落選が続き落ち込んでいたところ、地元でSTUのオーディションがあることを知り、受かってもいないのに喜んでいたのを思い出します。

そこからは「絶対受かる!」という強い意志を持ってオーディションに挑んでいましたね。近くで見ていてちょっと怖いくらいでした。

でも、そのくらいSTUに入りたい気持ちが伝わってきました。そんな努力が実り、見事合格した夜はパパと二人でご飯を食べに行き、「どれだけ食うねん!」と思うくらい食べていましたね。忘れてました。実はひなちゃんが大食いだったことを。

そして、ありがたいことにSTUに入ってからは毎日が忙しくも充実した日々が続いていますね。

しかしその反面、学校との両立が難しくなることも増え、パパともいっぱい喧嘩しましたね。しかし、その度にキラキラした目で「ごめんなさい」と可愛く言って、パパを釣ろうとしていましたね。あれはやめて。ママからパパは弱いとダメ出しされますから。

またある夜、洗面所から独り言が聞こえてくるので耳を澄ますと「ひなちゃんは可愛いくない、可愛いくない」と聞こえてくるので頭がおかしくなったかと思い(客笑) 見てみると、大きな人形を持って喋っていたので病院に連れて行こうと思ったら腹話術の練習をしていたんだね。あの時は勘違いしてごめんね。

深夜とか朝方までダンスの練習とかして大変そうな毎日を見てつらくないのかな?と思って聞くと「全然つらくない。アイドルは天職」と答えるひなちゃんを見て、本当にアイドルになりたかったんだなぁとしみじみ感じます。

そんなひなちゃんを見るとパパももっと頑張ろうという気持ちにさせてくれます。パパだけではなく、山口のジジやババや家族全員が刺激をもらっています。ありがとう。

最後に。もうすぐ船もでき、ますます楽しみが増えますね。これからのアイドル人生楽しいことばかりではなく、悲しいこと、つらいことや大きな壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時、アイドルを目指していた時のことを思い出し、初心を忘れず、努力し、謙虚な姿勢で取り組んでください。アイドルになりたくてもなれなかった人の分まで。与えられた環境は当たり前ではないですよ。また周りのスタッフさんや、かけがえのないメンバー、ファンの皆様、お仕事で携わる全ての方への感謝の気持ちを常に持って、明るくキラキラしたアイドル人生になることを切に切に願っています。

恥ずかしいけど最後に。

ひなちゃんのこと大好きなそ!

パパぴよより

(2019年3月7日 広島・ゲバントホール STU48 陸上公演~出航準備中!~)