そうですね、こんなに素敵なお花と花冠、今日までいっぱいいっぱい時間かけて生誕祭のね、企画を練った皆様、私のために時間を使ってくれて本当にありがとうございます!(拍手)

大変だったよね? これって凄い大変なことなんだよね。決めたりさ。1人1人皆やりたいことが違うじゃない? ファンの皆様も。

で、皆の意見をさ、まとめる人がいて。それでも「鈴蘭のためにもっと良いものにしてあげたいんだ」って言う人もいれば「俺はここまでしかできないんだ」っていう人もいたり、様々だよね?ファンの皆って。

それでも好きな気持ちは変わらないからこういう1つのことにまとまって、素敵なお花に変えてくれたこの時間を本当に嬉しく幸せに思います。

もう1回言わせて! ありがとう!(拍手)

そうだな、ちゅりちゃんからのお手紙、本当に何度も泣きそうになったのに、所々でなんかディスってんのか笑いを誘ってんのかわからなかったけども。

でもね、ほんとちゅりちゃんはメンバーでもあり、友達でもあって、本当に普段「はぁ~、やなことあった」ってとき、すぐ連絡できる友達で。

ちゅりちゃんからも「何かあったら面白い写真送って!」ってただLINEで来るんですけど、その度に変顔送ったり。

なんかそういう、この競争の世界だけど、芸能界って。だけどそういう心許せる仲間ができたっていうのはやっぱりAKBグループ、SKE48だったからだと思っています。

10年経たなければ見えなかった景色っていうのは人それぞれだけど、私は選抜に今いなくても山内鈴蘭がいるっていうこの存在の印はたくさん今までつけてきたと自分で思っているから、んー、ちゅりちゃんがね、「3人の選抜の姿が見たい」って、それはファンの皆さんも同じだと思うし、SKEにいるうちはもちろん選抜だって目指したいですよ。目指してますし。

でも、じゃなくたって私の存在、居場所はあるんだぞって、ここ1、2年で見せてきたんではないかなと思ってるんだけども、どうかな?(拍手)

ちゅりちゃんのお手紙を受けての。本当にありがとう、ちゅりちゃん。

そうですね、生誕祭って何しゃべったらいいんだろうっていっつもね、考えて。

去年はめっちゃくちゃメモに書いたんですよ。そしたらもう何回スクロールしたらいい?ぐらい多くなっちゃって、結局全てを言えなかったんですよ。

だから今日は何も考えない。ただ思ってる気持ちを述べようと思いまして真っ白の状態で来ました。

そうですね、25歳。30歳までの残りの5年。大人へのカウントダウンですよね。

んー、私も普段ああやってね、MCでね、「好き~! 嫌い~!」とか言っておちゃらけたりするんですけど、あの、私だって一応大人なんですよ~。

そう、だからね、25歳の1年、これからの5年10年というのは、そのツイッターにも書いたんですけど、「当たり前のことを当たり前にできるようになる。まずは初心に戻る」が一番大事だなって思いました。イチ山内鈴蘭としては。

「ごめんなさい、ありがとう」って言いたくても、なんか素直に言えなかったりするじゃないですか。なんか意地張っちゃって。

でもその一言が言えたら、私だけじゃなくて2人、3人、4人って周りの人までほっこりするというか、「あっ、私も、僕もちゃんとしなきゃいけないな」って、また改めて人とのつながりが深くなるというか。

だからこそ大人への道のカウントダウンは「人としてのマナーや当たり前のことを当たり前にできる人間になる」がイチ山内鈴蘭としての目標です。

何かこの真面目なこと語っちゃった~。いいんだよね? いいんだよ? 変なことしなくて? つまんなくない?

都築里佳「大丈夫だよ」

あっ、ほんと?

そうだな、あと、2019年のね、8月からゴルフブランドのGorurun(ごるらん)っていうプロデュースさせてもらってるブランドを立ち上げさせていただいたんですけども。

そうだな、ゴルフブランドって言うと、ゴルフしてない人からすると「あっ、僕やってないから。私やってないから」って見てもらえないことの方が多くって。

でもただ服を作りたくってブランド立ち上げたわけじゃないんですよ。

私が芸能界、このAKBグループに入って10年。何で今ゴルフのお仕事がこんなにできているのかって、やっぱゴルフが成長させてくれたし、AKB48グループが全力で背中を押して、「ゴルフ=山内鈴蘭」っていう存在を作ってくれたんですよ。

じゃあ10年目の私はグループに、じゃあ皆さんに、ファンの皆さんに、そしてお仕事で携わってくれた皆さんにどう恩返しができるか、どう成長した姿を見せられるのかを考えた結果、ごるらんっていうゴルフウェアのブランドに繋がったんですよ。

だから、なんかこう、ただ「すずらん凄いね。作ったんだ。ふ~んゴルフやってるもんね。ゴルフ番組やってるもんね」って言われることのが多い。

でも、わかってくれてる人がこんなにいるんだって思ったら私自信を持ってごるらんを10年20年って続けて行こうって気になる。

そのごるらんの一番の目的は、もちろん売上もあるんですけど、売り上げの一部を恵まれない子供たちに還元する、社会貢献をするというプロジェクトも一緒に動いています

私は、恵まれてた。本当に。

ゴルフができて、オーディション受けたらAKB48に受かって、そんな幸せな人生ないよ。

で、皆に出会えてさ。で、好きって言ってくれてさ、ほんとに嬉しいんだよ。

その思いを色んな人に感じてほしいんだ。

だから、私すっごい不器用だし、伝えるのすっごく下手くそだけど、ごるらんからまた小さな子供たちが夢を見られるような、そんなブランドに私はしていきたい

それがこれからの10年、私の10年間を作る、48に、そしてファンの皆様に、家族、友達、メンバー、関わってくださってるすべて皆様に恩返しの10年というのを。鼻水が…。恩返しという10年を作っていく。その25歳の1年は大事なスタートダッシュになると思うから、イチ大人として、真っ当な道を歩んでいきたいって思っています。

わ~、すっごいダーって喋っちゃった。伝わってますか?(拍手)

んー、ほんとに私のファンの皆さんは優しいのに時に意地悪だから「太ったね」とか(客笑)

太ったよ!

とか。いいじゃん、ムチムチでも。

それでもずっと一緒にいてくれてる人、好きになったね、時期は違えど、今こうやって来てくれてる、オンデマンドでも見てくれてる人いっぱいいるってことを私は忘れない。これからも忘れない。

だから、25歳の1年、どんなに私がふざけても、変顔しても、可愛くなくても、これからもずっと好きでいてください。ありがとうございました!(拍手)

はい!

あっ、もう1個だけ言っていい? 私、絶対売れるから

テレビつけたら「うわっ、山内鈴蘭またいんじゃん」ってなるから。いい? よろしく!

(2020年1月7日 SKE48劇場 チームS「重ねた足跡」公演)