まずは劇場に足を運んでくださった皆様、モニター観覧とDMM配信をご覧の皆様、こうしてアイドルとしての最後の時間をたくさんの方に見守っていただけることを凄く幸せに思います。

そして今日は生誕祭と卒業セレモニーということで、あの本当に用意してくださった皆様には、そうですね、1週間前のことがあってたくさんご迷惑もおかけしたんですけど、今日こうして無事開催できて、たくさん祝っていただけることを本当に幸せに思います。いっぱいいっぱいありがとうございました。(拍手)

7年前、私は高校2年生だったんですけども、まぁ1人っ子で人見知りで、習い事とかもあまりしてなかったので自分の周りにいるのは家族だったり親戚だったり学校に行っても決まった友達とか、まぁ先生とぐらいしかコミュニケーションを取る人がいなくて。

自分では、何でしょうね、それが当たり前だったんですけど、ここに入って、まずハチャメチャな同学年の女の子達がこんなに、世の中にこんなにいるのかと衝撃を受けましたし、今まで接したことのないタイプの大人の方たちにたくさん出会いましたし、自分のことを応援してくださるファンという存在が、ファンという存在にこんなに出会えるとは思っていませんでした。

今日で私はNMB48も最後ですし、アイドル活動も最後のつもりなので、アイドルとファンとしての関係ではなくなるんですが、やっぱりこの7年間のことを思うと色んなタイミングで皆さんに支えていただきましたし、何だろ、こう1週間前ね、きっと穏やかな気持ちじゃなかったと思うんですよ。

でもそれを私に見せないようになんか明るくしてくれたりとか、今日またこうやって準備してくれたりとか、そういう思いに凄く救われたし、支えられたし、ずっと私の一番の味方でいてくれたし、私も、なんか皆さんの支えになりたいなーって凄く思ったし。

だから、アイドルとファンの関係ではなくなりますが、これからもやっぱ、なんかずっと味方でお互いいれたらなと思います。

だからInstagramはそのために続けて行こうかなと思ってるので、何かあったら、「今日学校でこんなことあったよー」とか「仕事でこんなことあったよー」とか、良いことも悪いことも、また握手会みたいにお話しできたらなと思うし、私もそういうこと皆に伝えたいなと思います。

だからこれからも最高の仲間で、味方でいてくださると嬉しいです。

そしてこの7年間のほとんどを私はこの劇場で過ごしました。

一番後ろからメンバーの背中を見ながら踊ることもあったし、一番前の真ん中でファンの皆さんの近くでパフォーマンスをできる日もありました。

悔しい思いも楽しい思いもここにたくさん詰まってて、明日からここに立つことはないと思うと凄く寂しいんですが、また7期生も入ってきますし、今いるメンバーも10周年という、10周年に向けて凄く頑張ってますし、ここでまたたくさんのメンバーが輝いてたくさんの方に見つけていただけることを私は強く願っています。

ここは本当に成長できる場所だし、常にそうやってチャレンジできる場所があるというのは恵まれているなと日々感じていました。

だからここに立てないので明日からは。ちゃんと自分で目標を決めて進んでいきたいなと思いますし、またなんか大きくなって、ここで違う形でお仕事できたらなーとも思っています。

私は衣装に携わるお仕事がしたいと思っているので、まぁ何着かNMBに残すことはできたので、それを引き続きメンバーが着てくれてたらいいなと思うし、また別の形でここに何か残しに来れたらいいなとも思っています。頑張ります。

なので、これからもずっとNMBのファンとしていてくださいね!

客「はい」

良かった。これからも私の大好きなNMB48をよろしくお願いします。今まで本当ありがとうございました。

(2020年1月29日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)