今日は改めまして、2年越しになってしまったんですけれども、こうして生誕祭を開いてくださって本当にありがとうございます。(拍手)

ありがとうございます。去年、前日にまさかの生誕祭が中止になってしまって、ほんとにそこまでたくさんたくさん準備してくださってたと思いますし、遠くから「もう明日が楽しみだよ」って、「明日を迎えるだけだよ」っていう方がたくさんいらっしゃって、ほんとに、生誕委員の皆様も、こうやって来てくれる予定だった皆さんも凄く凄く、何ですかね、急に空っぽになってしまったというか、凄く申し訳なかったなと思うんですけれども、今年も1週間前という凄く急ピッチの中やってくださって本当に本当にありがたかったです。

凄い、凄く凄く可愛いフラスタも去年も今年も使ってくださって、それを見ることができて本当に嬉しいです。

そしてこの状況なので、ここには来れなかったっていう方もいらっしゃると思いますし、今回はね、席が半分しかまだ座れないので去年当たってたけど来れなかったっていう方も、去年行けなかったけど今年行きたかったっていう方も多分たくさんいらっしゃったと思うんですけど、DMM越しだったりロビーだったりで見てくださっている皆様も本当に本当にありがとうございます。(拍手)

ありがとうございます。そうですね、なんか2年分話さなきゃいけないのかなと思うとすっごい濃すぎてちょっと話せないんですけど。

あのー、そうですね、この、まぁ自粛期間もあって凄く、なんだろう、色んな経験をしたこの2年間だったなって思うんですけれども。

自粛期間の間にこんなにも会えなくなるとも思わなかったですし、私たちは「会いに行けるアイドル」っていうのがテーマだし、こうやって毎日劇場公演やったり、週末に握手会やったりイベントやったり、で何ですかね、凄く距離が近いことが多くて、それが醍醐味というか、それが楽しみなアイドルだったので、それが何もなくなってしまったっていう状況に私たちも戸惑いましたし、応援してくださる皆様も、なんか「これでいいのかな」って思ってしまったりだとか、もっと、もしかしたらもっと会えるアイドルもいるかもしれないからそっちに行こうって思ってしまった方も少なからずいるかなと思うので。

もちろんそれを、この会えない期間も離さないように、私がぎゅっとしてなきゃいけなかったですけど、でもやっぱりそれは自分の、何ですかね、行きたい場所に行かれた方もいますし、でもその間に出会えた方もいますし、なんかいい意味でも、もちろん悲しいこともありましたけど、なんか面白い、なんか新しい経験ができたなって思う1年でした。

えっと、去年の生誕祭というかこれまでの生誕祭は正直「嬉しい」って心から言えたことがなくて。

ずっと、何ですかね、カップリングセンターを頂いたり嬉しいこともあったんですけど、やっぱりなんですかね、自分が行きたい場所には行けなくて、ずっともどかしくて。

でもこの会えない期間に主演舞台が決まって。でも結局このコロナ禍で中止になってしまって、無くなってしまって。

その後に「賭ケグルイ」が決まって初めて映画に出させていただけることになって、4月末に上演されて、しかもそのアンバサダーもさせていただけて、凄く、なんですかね、自分的に新しい道というか、また違う場所を切りひらけた期間でもあったなと思って。

プラス、そのなんだろう、皆さんがこれまでたくさんたくさん応援してくださっていたので、今年この場であの、また「ごめんなさい」って言うことになってたらどうしようって思ってたんですけど、これまでずっとずっと皆さんに「選抜に戻れた」って言えなくて。

握手会でいっぱい皆さんが来てくれて、部数もいっぱいになって、周りを見れば選抜しかいないのに何で私だけ選抜じゃないんだろうって思ったし、そこを越えられない壁は何だろうって凄く考えて。

『3-2』が発表された時に「入れると思ってたの?」って言われて。「私には武器がない」って言われて。その言葉に何も言い返せない自分がいて。

それに加えて「じゃあ自分の上にいる16人の武器は何?」って思ってしまった嫌な自分もいて。

なんかどんどん自分が嫌な奴になっていくような気がして、凄く、なんだろう、何ですかね、皆さんにもなんかこんなアイドル推したくないよなーって思ってしまって。

でもこうやってまた会えるようになったらたくさんの方がこうやって会場が真っ赤になるくらいTシャツを着てくれてたり、「行くよ、楽しみだよ」って、「当たってめちゃめちゃ嬉しい」って言ってくれたり、またお話会も決まって会えるようになってたくさんの方が「行くよ」って言ってくれてたり、なんか何ですかね、会えない期間に、やっぱり会えないからやっぱりどこか遠く感じていた部分が、ちゃんとそばにいてくれてる方がたくさんいるんだなって凄く感じて、凄く凄く嬉しかったですし、そして今回は選抜に戻れたっていうことをちゃんと皆さんに嬉しい報告をできたことが本当に嬉しいです。本当に皆さんのおかげなので本当に本当にありがとうございます。(拍手)

ありがとうございます。でも私は選抜に入れたからいいとは思っていないし、選抜に入れたことがゴールじゃないので、ここから、やっとスタートラインに立てたと思っているので、もっともっと前を目指して行きたい場所に、皆が一番見やすい場所に立てる人になれるように、そこが似合うって思ってもらえるような人になれるようにもっともっと頑張っていかなきゃいけないなと思いますし、自分がやりたいこと、興味があること、このグループの活動だけじゃなくてもっともっと色んなところで、きっと私の名前を知ってもらえたらHKTも知ってもらえるし、HKTを知ってもらえたら、自分が頑張ってたら私のことも知ってもらえるかもしれないっていう、そのなんですかね、相乗効果じゃないですけど、なんか自分が頑張れば少しでもグループのためになるかなと思って、私はグループを支える人というかグループ薦められる人になりたいなと思うので、今年はもっともっと皆さんに、何だろな、楽しませることももちろんですけど飽きさせない年に、飽きさせないアイドルになりたいなと思うので、これからも目を離さずにいっぱいいっぱいもかちゃんのことじーって見ててください。これからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。

(2021年3月20日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演)