今日は本当に素敵な生誕祭をありがとうございます。

そうですね、今年の目標としてはですね、ありがたいことに春からいくつかのレギュラーのお仕事をさせていただいていて、でも、外に出れば出るほど自分の力の無さを感じることがやっぱり多いんですね。

で、私はやっぱり27歳なので、これから先にね、後輩メンバーの、やっぱり希望じゃないといけないと思うので、特にやっぱり選抜メンバーじゃないメンバーに対してのやっぱり希望じゃないといけないと思うので、この1年はSKEの外に出ても通用するようなトークや歌のレベルに自分を持って行きたいなっていうのが一番の目標です。

あとですね、今日すごい言おうか迷ってたことがあるんですけど。なんと言うか、もし『SKEイズム』という言葉があるとするならば、私はそれが後輩メンバーにちゃんと伝わっているとは正直思っていません。

でもこれは勘違いしないで欲しいのは、昔の方が絶対良かったと思っているわけではなくて、今の後輩メンバーにもすごくいいところがたくさんあることはわかってるんですけど、でも何か、何か正直物足りないと思うんです、私は。

例えばチームワークの大切さだったり、あとはステージに立つ時の、初めて立つ時の気合とか、なんて言うんだろうな、ほんとに言葉では上手く表せないんだけど、そういうものだったりとか、あと、私たちが、23人しかいなかった頃は本当にたくさんのスタッフさんがいろんなことを叱ったり、教えてくれたんですけど、そのスタッフさんは今もいらっしゃるんですけど、後輩たちに同じことは言わないんです。

でもそれってやっぱり先輩が伝えてくれるだろうと思ってるから言わないと思うんですよ。

でも残念ながら、1期生はそれをすべて後輩たちに伝えられてはいないと思います。

48が卒業を繰り返していくグループである以上、いつかは1期生が1人もいなくなっちゃうかもしれないじゃないですか。

でも私たちが今7人しかいないけど、伝えていかなかったら、大切なことを後輩たちに受け継がないままになってしまうと思うので、今まで4年以上5年近くSKEでたくさんの経験をさせてもらって、たくさんのものを私はSKEからもらったなと思っているので、これからの時間は後輩たちに私がこの4年間で、公演で学んだノウハウであったりとか、外のお仕事をする時の心構えであったりとか、私が知ってることは全部教えてあげたいなと思うんです。

今日も5期生も6期生も出てくれていますけれども、本当にもうなんでも訊いて欲しいなと思います。私も意外と人見知りなので、こう見えて。自分から言えないこともいっぱいあるんですけど。

まぁもちろん5期生6期生にかかわらずですけど、本当に何でも訊いてきて欲しいなって。で、自分が知っていることは全部をこれから伝えていきたいなと思います。

ダンスとかも上手くなくて、ダンスが教えられないから自信が無かったんですよ、私は後輩の前で。

だけど、ダンス以外にも教えられることはいっぱいあると思うし、最近ね、例えば、なな子とかがすごい後輩にダンスとか教えてくれてるんですよ。でも、5期生も教えるけど1期生も教えるって素敵なチームじゃないですか。

だからSKEはそういうチームになれたらいいなと思うので、なんだろうな、すごいシーンとなっちゃったけど、ハハハハ(笑) あの、ほんとに私がね、あとSKEに1年いるか、3年いるか、もしくは10年いるかわかんないんですけど、本当に最後の日までSKE48の佐藤実絵子としてすべてをSKEに奉げて生きていきたいと思うので、みなさん本当に最後の最後まで佐藤実絵子への応援とSKE48への応援をよろしくお願いします!

(2013年6月24日 SKE48劇場 チームKⅡ 3rd「ラムネの飲み方」公演)