私凄く緊張しいで、頭が真っ白になると思ったので今日はお手紙を書いてきました。
今日はこんなに素敵な生誕祭を開いていただき本当にありがとうございます。
STU48の1期生さん、ドラフト3期生さんを始め、48グループのオーディションを受け始めて6年。25回目にしてようやくアイドルとしてのスタートラインに立つことができました。
比べるものではないですが、アイドル活動にかける思いは人一倍強いと思います。
初めてオーディションに応募した時、高校1年生だった私も、6年かかったことでまさかの最年長。ツインテールをすることも、お店で可愛いお洋服を見つけた時もどうしても年齢が頭をよぎって躊躇してしまうこともあります。
世の中には私のようにアイドルになる夢を諦めきれず何度もオーディションに挑戦している子たちがいます。
6年間オーディションに落ち続けて悩んでいた時に私の支えになっていたのはオーディションに送り出してくれる優しい家族とテレビで見るアイドルの存在でした。
アイドルという夢に限らず、夢に向かって頑張る方の希望の光になりたいと思って活動しています。
公演や大きなライブ、可愛い衣装に華やかなスポットライト、キラキラしたステージはもちろんですが、壁一面の鏡張りのレッスン場で踊ることもずっとずっと憧れていました。
1回1回のレッスンで小さな成長を実感することが増えた気がします。
加入当初は鏡に映る自分が場違いだと悩んで、いつも床を見ながら踊っていました。
そんな根暗な私を変えてくれたのはファンの皆さんの応援のおかげです。
アイドルとしての夢はSTU48の選抜メンバーに入ることです。
STU48の代表としてメディアに出演するというのが選抜メンバーのお仕事だと思うんですけど、これはネガティブとかではなく、自分を客観的に見た時に自分では役不足だとか、選抜に入りたいと発言することですら、思うことですらおこがましいと、そんな風に思っていました。
でも今回7枚目シングルで同期の活躍を見て刺激を受けて、「私も選抜メンバーに入りたい」と、つい最近、ほんとに2ヶ月前ぐらいにファンの皆さんに初めて自分の口からこの夢を話しました。
決して簡単な夢ではないし、今の私の実力では身の程知らずな発言かもしれません。
それでもSTU48に加入してアイドルとしてのスタートを切って2年。いつも「沖さん、沖さん」言っている私ですが、ファンの皆さんと一緒に目指したい夢ができました。
いつもたくさんの愛情をありがとうございます。これからも夢に向かって一緒に走り続けてくださると嬉しいです。
そしていつも応援してもらっている分、私も皆さんの夢を応援したいと思っています。
最後に。11月からベランダでパセリの栽培を始めました。
このパセリと一緒に私も大きく成長したいと思います。
これからもよろしくお願いします!
(2021年11月17日 広島県・エディオン紙屋町ホール STU48「僕の太陽」公演)