まずは今日この生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆様、そして今日ここにお越しくださった皆様、DMM配信をご覧の皆様、スタッフの皆様、そして今日一緒に出演してくれたじっちゃん、みゆみゆ、もっちゃん、ゆなくん、本当にありがとうございます。

公演に出れない私がこんな生誕祭を開いていただけると思ってなかったのでとっても嬉しい気持ちでいっぱいです。

私にとってこの18歳は思いもよらないことが次々に起こった1年でした。

まずNMB48のオーディションの2次審査が大学受験、本命の大学受験と被ってしまって、それで私はその高校の時は全然頭良くなくて、高2の終わりぐらいから毎日塾に行ってる生活だったのでその大きな決断でしたが、NMB48のオーディションを受けられるのはそのチャンスがまたあるとは限らないので迷わずこのオーディションを選びました。

そしてやっとのことで合格したNMB48の活動でしたが、7期生の中では序列は低く、「Will be idol」
公演の初日にも選ばれませんでした。

でもそんな中、1月1日にナンバトルが始まるということが決まって、たくさんの先輩方と初めて1つの目標に向かって進んでいくことができて、その中でとても勉強になったことがたくさんあったし、自分自身も成長できたし、念願の劇場デビューも果たすことができてとっても嬉しい気持ちでいっぱいでした。

そんな大切な期間の途中に激しい運動をしてはいけないと言われてしまいました。

そのことを聞いた時はもう、ダンスをとても大切にしているこのグループには残れないなって思ったんですけれども、運営の皆さんが私をここに残してくださるという選択肢を与えてくださいました。そのNMB48の運営の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

でもナンバトルの公演もせっかくデビューできて、それでできたのでとても悔しくて、同期の皆が色んなステージでキラキラ輝いている姿を見るのはとても羨ましく思いました。

でもこうやってこんなたくさんの方が私のことを応援してくださっていて、私にできることを一緒に真剣に考えてくださるマネージャーさんがいて、そして「ここに残ってもいいよ」という選択肢を与えてくださった運営様がいて、それを私が選んだ以上、自分にできることを探して前へ進んでいくことが大切だなと気づきました。

19歳は私にしかできないことをたくさん見つけていきたいなと思っています。

水田詩織さんがBUBKAさんや詩織さんの生誕祭で言ってくださった雑誌のお仕事にも挑戦してみたいですし、高校生の頃は音楽学部に所属してたぐらい好きな歌のお仕事も挑戦してみたいです。

そのためにももっと私のことをたくさんの人に知ってもらって、その上で「もっとこの子を応援したいな」って思ってもらえるような人にこれからなっていきたいなって思います。

そして、NMBで唯一無二かつ必要不可欠な存在になれたらいいなと思っています。

19歳は自分にしかできないことをたっくさん探してもっとキラキラ輝くアイドルになりたいなと思っています。

最後になりましたが、私がここでいられる、ここにいられるのは皆さんの応援があってこそなので、19歳もたくさんの応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。

(2021年3月27日 NMB48劇場 折坂心春生誕祭)