まずは今日はこんなに素敵な生誕祭を開いてくださって本当にありがとうございます。

ありがとうございます。

そうですね、去年は20歳の記念、記念というかある意味節目の年だったんですけど、まぁ色んなね、こういう厳しい状況の中で生誕祭もなかったし、なかなかこうアイドルとして活動することができなくなってしまって、「嗚呼なんか大事な1年無駄にしちゃってるんじゃないかな」ってけっこう悩むこともたくさんあったんですけど。

まぁずっと夢だったソロ公演も、まぁハタチの内にできたらいいなと思って掲げた目標だったんですけど、きっと無理だろうなって、やっぱ公演もなかなかできない状況だったので凄い正直諦めていたんですけど、ほんとに3月13日にボトムラインで1人でステージに立つことができて本当に夢のような時間で。

なんだろう、言葉にするのが凄く難しいけど、こう私が1人でステージに立ちたいって思うようになったきっかけはやっぱりこうSKEに入ってこういう大人数のグループで活動する中で、自分の特技とか、なんか趣味とか、そういう得意なことを活かしてお仕事を掴んでいくメンバーが多い中、やっぱり、なんだろう、アイドルとして色々こなすことはできるようになっても、「なかなかあんま外で活躍する姿見ないよね」とかそういう風に言われるのが凄い一時期悩みだったこともあったんですけど、やっぱりいつからかそういう、私はこのアイドルを、何か1つの通過点としてやってるわけじゃなくて、ほんとに常に今を一生懸命に生きてるし、「SKEが好きだ、アイドルが好きだ」っていう気持ちだけでここまで走ってきたことに気がついて、「あっ、自分のやりたいことってアイドルだな」って思ったので、こう1人でステージに立ってたくさんの方を幸せにできたらいいなと思ってソロライブを目標に掲げてました。

でもやっぱりなかなかうまくいかないこともたくさんあったし、さっきちゅりさんが手紙に書いてくれてたように一時期ほんとにもう、もうSKEでできることはないなと思って卒業を決めてた時期もあったりしたんですけど、やっぱりこうなんか、今アイドル10年目になるんですけど、こんだけ長い時間が経っても新しく見つけてくれる人がたくさんいて、まだ好きでいてくれる人がたくさんいて、「久しぶりに会いに来たよ」って戻って来てくれる人がいて、やっぱり自分はSKEだからここまでなんか楽しくこれたし、まだSKEでできることがあるんじゃないかなと思って、もうそれだけを信じてやってきたんですけど、最近はその研究生公演の楽曲を決めて欲しいってお話をいただいたりとか、そのSKEのユニットが外でやるライブを感想を聞かせて欲しいから見に来て欲しいってスタッフさんに頼まれたりとか、「あっ、なんかアイドルとしての自分を必要とされてるんだな」っていうのを凄く実感できて、凄く最近は、なんだろう、凄く楽しいし、やりがいを感じてます。

なんか、やっぱりこうなかなか芽が出ず、皆さんに心配かけたりとか、幸せにできなかった瞬間ももしかしたらあるかもしれないけど、こうなんか最近、こう1人でステージに立ったりとか、色んなところでお仕事する度に「あっ、なんかやっぱ、やっぱ凄いね」とか他のファンの人から言ってもらえる度に、なんか皆が凄い誇らしげにしてくれてるのが凄い私も嬉しいので、これからも自慢の推しでいれるようなアイドルでいたいなと思います。

やっぱこういう制限のある中なので今日は配信で見てくれてる人もたくさんいると思うんですけど、いつもほんとに会えなくてもちゃんと気持ちは届いてるし、前回やったソロライブも1回だけじゃなくて、ほんとに前回の評判が凄く嬉しいことに良かったので、多分絶対次につながってると思う。だからまた会いに来てくれたら嬉しいなと思います。

そうだなぁ、21歳の目標は、そう自分の夢である、今の目標であるこの1人でもファンの人を幸せにするっていうのを叶えるためにソロライブまたやりたいし、いつかはこの劇場で1人でも立ってみたいし、あとはやっぱり10周年イヤーなので、やっぱりこう「10年頑張ってきて良かったな、頑張ったな」と思える、なんか年にしたいし、やっぱりこう今まで支えてきてくれたすべての人に感謝の気持ちを伝えたい、特に伝えたい年でもあるので、まずは11月の10周年に向けてなんか、突っ走れたらなと思います。

なんだろう、ほんとにやっぱりそばにいてくれたちゅりさんとかが卒業されてしまったりとか。卒業されてなかった、まだ(笑)

これから卒業されてしまったりとか凄くなんか心細いなって時もあるけど、やっぱりなんか、そんな気持ちも吹き飛ばしてくれるぐらい味方でいてくれるファンの人がいて、笑わせてくれるメンバーの皆がいて本当に、本当に今幸せなので、もうちょっとアイドル続けようと思います。(拍手)

やっぱ、なんだろう、小学生で入ったので昔に比べたらできることももちろん増えたんですけど、やっぱりなんか昔に戻れないなって思う瞬間もたくさんあって。

だからこそほんとに今楽しみたいし、常に誰かの見本でいれるようなアイドルになりたいです。

でもほんとに、ほんとに幸せ。うん。

ほんとにやっぱこうやってなんか会える機会も少なくなっちゃったから私からこう皆さん1人1人にありがとうを伝えることがなかなか当たり前じゃなくなっちゃったから私も皆に感謝の気持ちが伝わってるか凄く不安だけど、本当に皆のおかげで今ここにいるので、これからも幸せにしてください、私のこと。で、一緒に幸せになりましょう。(拍手)

ほんとに元気に健康に頑張ります。今日はありがとうございました。

(2021年4月16日 SKE48劇場 チームKII「最終ベルが鳴る」公演)