まずはこの劇場に足を運んでくださった皆様、そしてDMM配信、そしてこれ(VR)で見てくださってる皆様、そしてスタッフの皆様、メンバーの皆、そして生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆様、本当に今日はありがとうございます。

今年はですね、こうやって皆様に見守られながら生誕祭をすることができて本当に心から嬉しく思います。

19歳はですね、たくさんのイベントに手を上げて参加させていただいて。それでもファンの皆さんは私の進む方向にしっかり支えてくださって、助けてくださって、改めてファンの皆さんの存在の大きさに気づくことができました。

そして力を入れたかったグルメの方もNMB48の中では少しずつ定着してきたのかなと実感できる1年だったなと思います。

料理本のメンバーに選んでいただいたり、、吉たこさんだったり、グッドスプーンさんだったり、そういうところでコラボメニューを出すことができて本当に自分でも驚いていますし、凄く嬉しかったですし、なんといっても皆さんが「美味しかった」と言ってくださって本当に嬉しかったです。

19歳はですね、やっぱり一番大きかったのはW1N-Cのリーダーになれたことかなと思っています。

W1N-Cのリーダーになることができて凄いNMB48に対しての考え方がとても変わりました。

今まで凄く、何も考えてなかったんだなって実感するぐらいたくさんNMB48を考える時間になったかなって思うんですけど。それはやっぱり周りにいるメンバーのおかげだなと実感しています。

ほんとに実力があって、そして向上心の高いメンバーが周りにいるからこそ1つ1つの行動に凄く重みを感じるようになりましたし、自分も負けてられないなと刺激的な日々が毎日続いていました。

でもそんな中で19歳は凄く自分のことが、自分に凄く自信がなくなった時期でもあって。

二十歳になればなるほど「もう二十歳なんだ」っていうのと、「自分ってまだまだ力不足なんだな」っていうのと、頑張ろうと思ってても何もうまくいかなかったり、同期が凄い先に進んでしまって追いつけなかったり、「なんかもういっかな」って思っちゃう時も正直ありました。

でも、そんな時に吉本作家プロジェクトのお話をいただいて。

私はNMBに入った時の一番最初の夢がフォトエッセイを書くことだったんですけど、知名度も人気もない私が本を出すことなんて絶対無理だと思って、もう秒殺で諦めた夢なんですね。

だからこそ今回のチャンスは無駄にしたくないと思ってエッセイを書き始めました。

その時間は20年間の自分を凄く見つめ直す時間になって、自分の嫌いなところ、本当に伏せてた部分、「ほんとに出口結菜が書いたのか」っていうぐらい凄い汚い言葉でたくさん殴り書きをしました。

それが完成して、発表した時にたくさんの出版社の方に褒めていただいて。なんかその時に「あっ、20年間頑張って生きてて良かったな」と実感しました。

二十歳はほんとに何も自信がなかった19歳をバネにですね、今も少しずつ良い方向に進んでいるなと、まだ1ヶ月弱しか経っていないんですけど、思っていて。ここ天のメンバーに選んでいただいたことや新鮮組で前の方に踊らさせていただいたことはもちろんなんですけど、まだまだこれから皆さんに嬉しい報告もできるかなと思っているので、この勢いを止めないまま頑張りたいなと思っています。

二十歳の目標はですね、まずはグルメをインスタから飛び出すというか、色んなとこで発信することです。

テレビの中でモグモグして食レポして紹介したいなと思っていますし、雑誌だったり、そういう色んなメディアのところで関西のグルメを発信していきたいなと思っています。

そしてもう一度全国でですね、コラボメニューを出して皆さんに、多くの方に食べていただきたいなとも思っています。

そしてこの前も言ったんですけど、今年20歳の一番大きな目標はもちろん選抜入りすることです。

私はNMB48に入って約3年が経つんですけど、「僕だって泣いちゃうよ」以外のミュージックビデオには出演したことがありません。なのでファンの皆さんにミュージックビデオの中で踊っているアイドル出口結菜、そしてテレビの中で踊ってる出口結菜、選抜の中で踊ってる出口結菜を届けたいなと思っています。

今年もですね、皆さんに、周り参りの皆さんに感謝しつつですね、皆さんの笑顔の源になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします! ありがとうございました!

(2021年7月13日 NMB48劇場 白間美瑠プロデュース「大阪魂、捨てたらあかん」公演)