まずはこんなに素敵な生誕祭を開いてくださった方々、そして画面の向こう側で応援してくださってる皆さん、そしていつも応援してくださっているファンの皆さん、本当に本当にありがとうございます。

ありがとうございます。

私は凄いこんなキャラで、いつも笑ってばっかりなんですけど、学生時代はそうでもなくって、なんか、うまく学校に馴染めなくてアルバイトばっかりして休んでた日もたくさんありました。

そんな私がそのアイドルになりたいって思ったのが、けっこう昔のことなんですけど、なんか私が言ったら馬鹿にされそうで、なんか笑われそうで怖くて、こういうキャラっていうのもあって恥ずかしくてなかなか口に出すことができませんでした。

それで、20歳になって自分1人で選択できる年齢になって、最初で最後のチャンスだと思って受けたのがこのSKE48のオーディションです。

成人っていうのをいいことに誰にも言わずに1人で名古屋に来てオーディションを受けました。

最終審査にありがたいことに通過させていただいた時に周りに話したら誰もバカにする人なんかいなくて、皆応援してくれて。そのおかげで今こうしてSKE48の一員として活動することができています。

私は10期生の中で最年長っていうこともあって初期の頃からけっこう「あおき」って何かあったら言ってくださることが凄い多くって。

だけどダンスも苦手だし、自分が引っ張っていけるような立場でもないし、誰かに「リーダーをやって」って言われたわけでもないので、なんで私がやらないといけないんだって思ったことは何百回何千回も正直あります。

だけど少しでもスタッフさんだったりメンバーが私のことを頼りにしてくれてるんだったらこれからは少しでも応えていきたいって思うようになったし、引っ張っていけるような努力をできるような人でありたいって思うようになりました。

入ってから年齢が上っていうこともあって同期の皆が頑張ってるなか自分は年齢がネックで挑戦できないこととかもたくさんあって、私って要らないんじゃないかなとか思ったりすることも正直あったんですけど、あって、そのなんかSKE48に後悔の意味でもっと早く出会いたかったし、なんでもっと早くアイドルにならなかったんだろうって思うことがずっとずっとありました。

だけど今では前向きな意味で、なんでこんなに素敵なグループに大好きなグループに早く出会えなかったんだろうって思っています。

なのでこれからの1日1日はファンの皆さんと大好きなメンバーとたくさん大切な意味のある1日を過ごしていきたいと思っています。

そして、きっとファンの皆さんはわかっていると思います。私はここで言うのもアレですけど、このステージに立っている誰よりもアイドルとしての賞味期限は短いです。だから1日1日を本当に大切にして、アイドル人生を過ごしていきたいと思っています。

なんか「人に期待はするな」ってよく聞くと思うんですけど、私も正直そう思ったことはこの22年間何百回何千回もあります。

だけど私は、私のアイドル人生は誰かに期待されるような人でありたいです。

そしてその期待を裏切らない人間でいたいです。絶対裏切らないです。

なのでこれからもSKE48 10期研究生の青木莉樺の応援をよろしくお願いします。

みんなだいすきしめん! せ~の!

※メンバー「なんでやねん!」

ありがとうございました。

(2021年10月24日 SKE48劇場 研究生「We’re Growing Up」公演)