さやかへ

最近「さやか」と呼ぶようになりました。どうも、チームHのりこぴこと坂口理子です。

「さやかにお手紙を書いてくれませんか?」とマネージャーさんから依頼していただいた時、ビックリすると共に後輩の生誕祭にお手紙を送らせていただくのは初めてなのでとても緊張しています。

さやかと私と言えば劇はじ、ミュン密のプロデューサー同士だね。

最初プロデューサーの相手がさやかだと知った時、先輩と後輩という壁を感じていたのでさやかに気を使わせてしまうのではないかと少し申し訳ない気持ちでした。

けれど、そんなことを気にする暇もなく業務がやってきて、いつの間にかLINEの一番上にはいつもさやかがいました。

お誕生日おめでとうのやり取りしかしたことなかった私たちがZoomをつなぎながら打ち合わせをしたり、長電話することが増えたね。

2つのZoomに同時に入って、さらにLINEでも、そしてLINE WORKSでもやり取りしていた時もありました。あの時はさすがに2人でパニックになりましたね。一生忘れない出来事です。

毎日半泣きになりながら連絡し合う日々。今となってはあっという間の劇はじ期間。とっても良い思い出です。

最初は「皆の前で発言することが怖い」と言って、「りこぴさん、助けてください」とLINEをしてきていたさやか。そんなさやかが私が参加できなかった会議の要点をノートにまとめて送ってくれたり、進捗状況を電話で詳しく説明してくれたり、自分の想像していることを言語化し、アイデアとしてプレゼンし、いつの間にかさやまるからプロデューサーさやまる、『プロまる』になっていました。

すいません、たぶんスベりました。

でも本当に本当にさやかの存在にあの時とてもとても助けられ、私の不器用なところや今まで後輩に隠していた部分もさやかだからこそすべてさらけ出せたし、「あともう少し一緒に頑張りましょう」と最後まで明るく声をかけてくれました。本当にありがとう。

さやかはMCなどで決して自分からグイグイ前に出て行くタイプではないけれど、誰かのことを支えたり、周りを冷静に見ることができるメンバーで、そこがさやかの魅力の1つだなと思います。

後輩の面倒見も良く、頼られ気質なところがあることも劇はじ期間で知りました。そんな部分をグイグイ前に出して行って欲しい、と理子ちゃんは思っています。

きっと未来のHKT48ではそんなさやかの存在が皆の心を支えるんだろうなと思います。

これからも「理子ちゃん」と気軽に呼んで、何でも話してください。

改めて17歳のお誕生日おめでとう。

花のセブンティーン、羨ましいです。二度と来ない数字です。

今しかない人生を楽しんでね。

坂口理子

(2021年5月2日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「制服の芽」公演)