まずは大変な時期にこうして劇場にお越しくださった皆様、配信をご覧の皆様、スタッフの皆さん、まなてぃー、れなたん、ありがとうございます。

14歳の1年はですね、凄く色んなことを経験させていただいて成長できた年になったんじゃないかなという風に思います。

まずは第1話のメイキングリポーターをさせていただいたことです。

最初にメイキングリポーターをするってなった時はリポーターなんてやったことがないし、1人で喋ることがあまり得意ではなかったので自分にできるのかなっていう風に思っていたんですけど、いざやってみたら、「何て質問しよう」とか気になることを質問できたり、どうしたら放送をもっと見ていただけるのかなーという風に考えるのが凄く楽しくなっていました。

リポーターをさせていただいて、1人でやらせていただいてたので喋る機会が多くて、トーク力も少しではあるんですけど上がったんじゃないかなという風に感じます。

MCや番組などで話す機会をいただいた時に、そのリポーターで学んだことが活かされているなと思う部分がたくさんあって、ほんとに凄く良い経験をさせていただいたなという風に思います。

2つ目は難波鉄砲隊其之九そしてエモストのSHOWROOMイベントに参加したことです。改めて協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。(拍手)

今までそのSHOWROOMイベントにはいくつか参加できる機会はあったんですけれど、なかなか勇気が出ずにいつも不参加でいました。

でも今回はイベント参加前の自分の状況に満足していなくて、何か変化を起こしたいなという風に思ったので参加させていただきました。

エモストの方は残念な結果になっちゃったんですけれども、難波鉄砲隊其之九の方では第4位という素敵な順位を皆様のおかげでいただくことができました。本当にありがとうございます。(拍手)

順位ももちろん大切になってくるのかなという風には思うんですけれども、それ以上に個人的には皆さんと一緒にその1つになって、1つに、そのイベントを通して1つになれたことが凄く嬉しく思います。

いま難波鉄砲隊其之九の1人として劇場公演に立たせていただいたり、「告白の空砲」という曲を歌わせていただけているのは本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。(拍手)

ありがとうございます。そして3つ目は次世代コンサートのまとめ役をやらせていただいたことです。

最初にやらせていただくという、その次世代コンサートのまとめ役やってみないか?という話をいただいた時はまだ自分のこともまともにできていない未熟な自分にその全体をまとめるなんて無理なんじゃないかなっていう風に思ったんですけど、でもやってみて、自分がやらなきゃいけないんだな、自分にもできるんだなっていう風に感じました。

まとめ役をするまでは「できないできない」っていう風に思っていたんですけど、いざやってみたらたくさんの方が支えてくださって無事にライブを終えることができました。

たくさんの方に支えていただけたからこそできたことだと思いますし、そのまとめ役をやらせていただいたからこそ学んだこともたくさんあるので、ほんとに自分の中でも凄くいい経験になったなっていう風に思ってます。

そして4つ目は「#けいとの夏休み大作戦」という私がTwitterで個人的にやらせていただいてた企画で、8月の間毎日夏らしいことを投稿してみるっていう企画で、そんなに凄いことでもないし、大したことでもないんですけど、でも自分的には凄く大きな一歩で、それまで自分から何か行動を起こすということが少なかったので自分から1つ何かやってみようという思いで小さなことではあるんですけども始めてみました。

そしたらたくさんの方がけっこう反応を、たくさんの反応をくださって、自分の中でも自分から何かをするっていう凄く大切な機会になったなって思ってます。

そして最後は選抜落ちと選抜復帰です。

私はそれまで4作連続で選抜メンバーに、ありがたいことに選抜メンバーに選んでいただいてました。

でも一度選抜落ちをして、その時は今までにないくらいに悔しくて、凄く落ち込んだんですけれども、でもその自分が本当に選抜メンバーに選んでいただいてもいいのかなーって考えることもあったので、どこかで自分でもその選抜落ちというのを納得してしまっている部分がありました。

でも、その選抜落ちを経験したからこそ自分もさらに強くなったと思うし、自分と向き合うことができて、毎日ブログを投稿してみたりだとか、Twitterで企画をやってみたりだとか、SHOWROOMイベントに参加してみたりだとか自分から何かを始めるきっかけにもなったなという風に思います。

これからは選抜メンバーに選び続けていただけるように努力していきたいと思っています。

14歳の1年はほんとに色々なことを経験させていただいてはいたんですけど、自分でもその経験を活かせていないというか爪痕を残せていないなーっていう風に思う部分があったので、15歳の1年はもっとやらせていただくことにしっかりと爪痕を残せるようにしたいです。

そして自分から、させていただくばかりではなくて自分から何かちゃんと行動を起こして力をつけれる1年にしたいと思っています。

15歳の1年もよろしくお願いします。

(2020年12月19日 NMB48劇場 塩月希依音 生誕祭)