まずは本日足を運んでくださった皆さん、そしてDMMで見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。

最後のスピーチなんですけど、ほんとに何も考えてこなくて。ちょっとだからめちゃくちゃなこと言ってるかもしれないんですけど、最後まで聞いてくださると嬉しいです。

私は15歳の時に親に内緒で書類送ってオーディションを受けたんですけど、その内緒で送るのも2回目で、NGTを受ける前にもSKE48さんのオーディションを受けてて。その時は2次審査で落ちちゃったんですけど、その面接の時に自己アピールが何もできなくて、それが本当に悔しくてリベンジしたいっていう気持ちでNGT48を受けたんですけど。

その時は中3で高校の進路も決めなきゃいけない時期だったから、たぶん親もね、それを許したくはなかったと思うんですけど、私がほんとに頑固に「いや、絶対やる」って聞かなかったので、聞いてくれて、オーディションを受けさせてくれて。

だけどまさか受かるとは思ってなかったから、ね、何も受かる前提で準備とかもしてなかったし、やっぱり中学生で1人暮らしもできないから新潟で活動ってなったらどうするってなって。だからほんとは最初NGT48を辞退する方向でお話が動いてたんですよ。

だけど、ほんとに諦めたくなくて、やっぱりずっとアイドルになりたいって言ってたから、その想いを受け入れてくれて、おばあちゃんとかね、協力して、ママも仕事辞めて一緒に新潟来てくれて、本当に今日まで6年半活動できた一番の支えは家族の皆のおかげだなって本当に思っています。いつもはなかなか言えませんけど、本当にありがとうございました。

そこから、アイドルになったはいいけど研究生スタートで、正直凄い心も折れて、このまま私にアイドルやっていけるのかなって凄く不安が大きかったんですけど、でもそれでもそんな私を見つけて応援してくださっているファンの皆さんがいたからこそ、本当に今日までやってこれたし、皆さんの存在が本当に大きかったです。

私は自分の長所っていうか強みは本当に何もないんですけど、唯一の強みはやっぱり私のことを応援してくださってるファンの皆さんの存在だなって本当に思います。

皆さんは私に「幸せになってね」ってたくさん最後のおしゃべり会とかでもね、声をかけてくださったんですけど、私も本当に幸せになろうと思うので、皆さんも幸せでいてください。笑顔で絶えない毎日を過ごしてください。ずっとずっと皆のこと忘れません。本当にありがとうございます。

こう6年半を振り返ってみると、研究生スタートから始まって、総選挙も一度ランクインさせていただいて、シングルも選抜に選んでいただいて、昇格して、で、休養して、で、グループのキャプテンになってっていう、こうなんだろ、アイドル活動でできることはけっこうほとんどできたんじゃないかなって思ってます。だからほんとに濃い時間を過ごせたなと思いますし、それと同時に凄い1人の人間として成長させてもらえたなって思ってます。

だからその私の「アイドルになりたい」っていう夢を叶えてくれたこのNGT48、グループにも、成長させてくれたこのグループにも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

そしてメンバーの皆さん、本当に今日まで私についてきてくれて、支えてくれて本当にありがとうございました。

正直凄くたくさん迷惑をかけたし、キャプテンらしいことを何かしてあげられたかって言ったらそうでもないんですけど、でもほんとに皆がいたからこそ凄く楽しい充実したアイドル人生が送れました。

これからの皆の活躍も陰ながら見守っているので、皆らしくキラキラとアイドル人生送ってほしいなって思います。本当にありがとうございました。

そして、この6年間で関わってくださった関係者の皆さん、技術さん、劇場スタッフさん、そしてメイクさんや衣装さん、あとマネージャーさん、本当に本当にたくさん迷惑もかけましたが、本当にありがとうございました。

ほんとに全ての方に、関わってくださった全ての方に本当にたくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。

これから私もやりたいことをね、見つけて、それに向かって頑張っていくので、陰ながら、心のどこかね、奥隅で「角ちゃん頑張ってるかなー」って、なんか応援してくれてたら嬉しいですし、これからまた新体制となっていくこのグループのことを変わらず愛し続けてくださったら嬉しいです。これからもNGT48をよろしくお願いします。

(2022年3月31日、NGT48劇場、角ゆりあ 卒業公演)