20歳の1年はどんな1年でしたか?

そうですね、20歳から、まぁここ1年ぐらいの話をしたいんですけど。

あの、そうですね、んーと、20歳21歳ここ最近はやっぱりこう自分が活動、AKB48で活動してきて5年目の年になってて、けっこう気づいたら5年経ってたなーっていうのが大きくて。

で、まだ選抜とかにも入ったことがなくて、このまま年を老いてっている自分が、まぁ人生で見たら全然若いとは思うんですけど、アイドルとしての寿命ってどんどん迫ってきてるなーっていうのは感じてて。

でもこのまま終わりたくないなっていう、やっぱこう焦りもあって。

で、去年から今年にかけての1年は選抜に入るためにどうしたらいいかなーって思って色々やったりしてて、オーディション受けたりとか、舞台もその一環なんですけど、オーディションを受けたりとかしてる時に「AKBだから興味持ってもらえる」っていうことがやっぱ多くて。

で、改めてAKBの看板の大きさとか、ブランド力を感じるとともに、やっぱこう、そこ止まりになってしまう自分の無力さというか、「あっ、自分ってもう、このAKBってブランド力に頼り切ってて、中身がこう何も伴ってないなー」っていう風に感じる、改めて感じて、落ち込んだりとかすることも多かったんですけど、なんかそんな中で舞台の「オープニングナイト」のオーディションに合格して。で、まさか合格できると思ってなくて、凄い嬉しくて。

で、こう1個1個お仕事させていただく中で私は心がけてることがあるんですけど、それはやっぱりこう、任せていただいた時に「浅井に任せて良かったなー」みたいな「次もお願いしたいなー」とか、そういう風に思ってもらいたいなっていう風に思って1個1個のことをさせていただいてるんですけど、まぁなんか、なかなかそれを次につなげることって難しいじゃないですか。

で、夏の時に青年館ホールのほうでアンサンブルで出させていただいてたんですけど、やっぱりこうアンサンブルで出れるだけでほんとに凄い舞台に出させてもらってて嬉しいなって思った反面、やっぱメインの人たちを見てて「いつかこうメインキャストとして、もっとこうセリフが喋れたりとか、もっとソロの歌割りがあったりとか、衣装がなんかもうちょっと個性があったりとかいいなー」って、「いつかなってみたいなー」って目標ができてたんですけど、秋の時に「メインのキャストをやりませんか?」って言っていただいた時に初めてこう自分がこの芸能のお仕事してて次に繋がったなって明らかに思える出来事がこのメインキャストの話が凄い初めてで、なんかこれ頑張ってきて良かったなーって思ったし、これを報告した時のファンの皆さんのなんか喜びが凄い嬉しくて。

やっぱりこう皆はAKBの中での私が見たいんじゃないかなとか、なんかやっぱ選抜に入ってる姿じゃないとなーみん推してて楽しくないかなとか思ったりとかしちゃうんですけど、でもこの舞台の話をした時に私は凄い嬉しいと思って言ったら皆も私以上に喜んでくれて凄く嬉しかったし、なんかこう迷いながらだったけど今年もまた1年ちょっとでも先に進めたんじゃないかなって思ったし、AKBのほうでも6月にあったTDCホールでオーディショウ、「AKB48 THE AUDISHOW」っていうので、それもメインキャストに選んでいただけて、なんかそういうAKBの中で選んでいただけたのも凄く嬉しかったし、なんかこう私の嬉しいことを皆が自分のことのように喜んでくれるのがほんとに嬉しいなーって実感してます。はい。

そして、あっ、ごめん、めっちゃ長く喋って。いっぱいしゃべりたいんです。ごめんなさい。

あのー、なんかこうやっぱり自分が、何だろう、落ち込んだりとかいうこともけっこう、落ちやすい人なんであるんですけど、でもそんな時にも皆がこうやって支えてくれてるから、なんか諦めないでもっと頑張ろうって思えるし、今日は改めてそれを実感して、もっともっと頑張ろうって思えました。

っていう、なんか色々ごちゃごちゃになっちゃった。そんな20歳から21歳でした。はい。

今年一年はどんな1年にしたいですか?

今年1年は、今年、そうですね、これからの1年はここ最近の1年で身につけたことだったり、経験っていうのは凄く大きなものだと思ってて。

で、やっぱこうそれをAKBの自分としてももう一歩進みたいなっていう風に思ってて。

なんか、凄い、選抜の道って改めて遠いんだなって凄く実感して。

なんか自分はけっこう諦めそうになることとかいっぱいあったんですけど、そんな時もファンの人がなんか「諦めちゃダメだよ」とか「なーみんが選抜に入ってくれる日待ってるよ」って言ってくれたりとか、選抜発表があった日に私よりも先に「選抜に入って欲しかった」って言って泣いてくれるメンバーがいたりとか、なんか自分以上に自分のことを思ってくれてる人がたくさんいるっていうことが本当にありがたいことだなって思ったし、それで自分が諦めちゃうっていうのは本当に一番申し訳ないことだなって思ったので、「なんだよ!」って思うことばっかなんですけど、正直もうなんか「選抜ってどうやったらなれるんだろう」っていっぱい思っちゃうんですけど、それでなんかこうけっこう反抗して、「いや、でも選抜なんかとらわれずにやるわ」みたいな、けっこう言っちゃうんですけど、まぁでもやっぱりAKBで活動してる以上は絶対に諦めちゃいけない場所だなっていう風には思ってるので、色んなことを経験して、なーみん推しの皆さんに楽しんでもらいつつもやっぱり選抜に入ってる姿を見てほしいなって思います。

素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ

はい、今日は本当にお越しいただき、そしてオンデマンドで見てくださりありがとうございます。

そうですね、ほんとに私はいつも皆さんに幸せだったり元気だったり色んなことをもらってばっかだなーって思って。その分みんなに私もこう日々の元気だったり力だったりを与えたいなーって思ってるし、なんかこの5年、この5年というか私がAKBで活動してる時間を無駄にしたくないなって思ってるのと同時に、こうどこから応援してくれてるっていうのは人によって違うと思うんですけど、なーみん推しでいる期間は、私はちょっとマジで重い女みたいな感じなんですけど、皆の人生もこう背負ってるつもりでけっこうやってて。

なんかその中で皆も、まぁ30年40年経った時とかに振り返った時に「嗚呼、あの時間凄いなんか浅井七海ちゃんっていう子がいてね、その推してる時間凄い楽しかったんだ」みたいに、なんかこう明るい気持ちで、無駄じゃなかった時間というか、凄いその時間楽しかったなって思って欲しくて活動してるので、これからも皆と一緒に楽しいことを共有したりとか、時にはこう悔しいことも言っちゃったりするんですけど、そういう色んな感情を共有しながらもっと皆と上に行けたらいいなって思います。これからもよろしくお願いします。

(2021年12月2日 AKB48劇場 チーム4「手をつなぎながら」公演)