礼奈さんへ

お誕生日おめでとうございます。

いつもイジり倒させていただいてます、チームMキャプテンの渋谷凪咲です。

今日は礼奈さんがNMB48として最後の生誕祭なのにお手紙が私でいいのかとっても不安ですが、素直な気持ちを精一杯お伝えしたいと思います。

うどんの国から来たお姫様のれなぴょん。礼奈さんはどんな空気になろうと、どんなアウェイな場所でも自分から出て行き、うどん姫として立ち向かう姿を私は凄く尊敬しています。

NMBとまなぶくん、らじこー。以前一緒に出演した番組だって、うどんキャラれなぴょんを定着させたのは礼奈さん自身で、自分から前に出て発言し続けたから。簡単に見えて、本当に強くないとできないことだと思います。

でも、そんな礼奈さんの姿を見て、周りの方はもっとその場が面白くなるように、もっと礼奈さんが面白くなるように愛のあるイジリをしているんだと思います。

そうやって、れなぴょんを自分で確立して、必要な人材となっている礼奈さんを私は凄く尊敬しています。

後輩の子から見た礼奈さんは少し怖い部分もあると思います。1期生として今まで厳しい時代を乗り越えてきたからこそ、だんだんその厳しさは時代と共に薄れていき、後輩の子達が緩んでしまった時、その子たちのため、チームのため、NMBのためにちゃんと叱ってくださいます。お叱りれなぴょんです。(客笑)

でも、叱ってくれる人は仏です。叱ってもらえなくなってしまうと人は駄目になってしまうと思います。なので、皆に人の注意は感謝しながら聞いて欲しいなと思います。

そして私自身も初期のNMB48を知らないので、そうやって伝えてくださることは凄くありがたいです。その先輩方の伝統、私も後輩たちにちゃんと伝えていきたいと思います。

それに礼奈さんは振り覚えが一番早いです。振り入れの時、全然できない私にいつも手取り足取り教えてくださいます。気づいてましたか? 振り入れの時、さりげなく私はいつも礼奈さんの隣にいること。教えてもらうためにね。

でも何度聞いても丁寧に教えてくださり、私だけじゃなく周りの子にも。そんな時の礼奈さんは優しくて逞しくてさすがです。さすがれなぴょんです。(客笑)

裏でも表でも礼奈さんは礼奈さん。礼奈さんが先輩で、そしてそんな礼奈さんと仲良くさせていただけたことを幸せに思います。

1期生と4期生。凄く離れてるけど、知れば知るほど先輩として人としてもっと好きになっていきました。なので礼奈さんの卒業は悲しいです。悲しいれなぴょんです。(客笑)

でも礼奈さんがNMB48に残してくださったもの、伝えてくださったことを私たちが受け継いで、NMB48の伝統の中に礼奈さんをずっと活かし続けたいと思います。生き地獄れなぴょんです。(客笑)

川上礼奈「めちゃめちゃイジってるやん! さっきから。なぎちゃん。泣きそうになって止まんねん、さっきから。繰り返してんねん」

そして、今日は生誕祭に行けなくてごめんなさい。東京のビッグ番組の収録です。(客笑)

川上礼奈「呼ばれてないねん、こっちは」

礼奈さんの生誕祭とビッグ番組の収録を天秤にかけたところ、ビッグ番組の圧勝でした。

川上礼奈「悲しいれなぴょん」

そして最後に。礼奈さん、卒業してからも変わらずずっとかっこいい礼奈さんでいてください。これからもずっと尊敬しています。

以上、礼奈さんのことが大好きな渋谷凪咲でした。

(2019年10月11日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)