みゆちゃんへ

ちょっと早いけど14歳のお誕生日おめでとう。

みゆちゃんに手紙を書くのは初めてなので少し照れますが聞いてください。

SKEのオーディションに受かってから毎日慌しくて、普通の中学生からスーパー忙しい中学生になったね。

初めの頃はダンスが覚えられないし、上手くできないしで大変だったね。

お母さんも、この子にこの世界は無理なんじゃないかな、ついていけないんじゃないかなって悩んだり心配もしました。

ガンシでの初めてのコンサートの前は毎日毎日、家では大泣きしながらレッスンしていたね。「もう無理、もう間に合わない」って泣くみゆちゃんを見て、お母さんは「もう辞退します」ってマネージャーさんに何度も電話しようと思ったよ。一度お風呂で声をあげて大泣きした時は家族もみんなもらい泣きしました。でも結局、ステージに立てて、目一杯弾けることができたよね。

あの日コンサートが終わって、駅まで迎えに行った時、改札口から出てきたみゆちゃんの顔がキラキラ輝いているのを見て、「あー、この子は大丈夫だ。きっとやっていける」って安心したよ。

それからもまた武道館や研究生コンサートがあって、その度に「間に合わない」って言いながらも全力で一生懸命な姿を見て、こんなにがんばれるなんてすごいって尊敬しています。

これからも大変だと思うけど、大丈夫。みゆちゃんならきっとできるよ。今まで通り、ただ一生懸命やればきっといいことあるよ。

今日は美夕日のために生誕祭を開いていただき、ありがとうございます。SKEの先輩の方、そして6期生のみなさん、関係者の方々、いつも美夕日にダンスを教えてくださったり、面倒をみてくださり、本当にありがとうございます。みなさんのお陰で今の美夕日がいます。

そして応援してくださるファンのみなさま、いつもありがとうございます。みなさまの声援や応援は美夕日をとても幸せにします。そして、前に進む力になっています。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこれからも応援よろしくお願いします。

みゆちゃん、こんなにたくさんの方にお祝いしてもらって幸せだね。今日感じた幸せを少しでも恩返しできるように、これからもみんなに愛されるアイドルを目指してがんばってね。

母より

(2013年6月21日 SKE48劇場 研究生『会いたかった』公演)