みずきが生まれた日をたくさんの方々にお祝いをしていただけるのは本当に凄く嬉しいです。

私は今、みずきのことを思うと同時に、みずきのことを思ってくださる方への感謝の思いがいっぱいで、どのようにその気持ちをお伝えしたらいいのかわからないくらいです。

みずきのような謎な子を応援するのは並大抵じゃないと思います。それでもいつも温かく見守って、力になってくださって、みずきの喜ぶこと考えて、色んなことをしてくださる。本当に幸せやね。

幾日か前のある日のことをお話ししたいと思います。

(みずき)「今日てるてる坊主作ってきてん」
(母)「あっそうなん」
(みずき)「あんな、みぃーきな、髪の毛描いてん」
(母)「うん、いいやんいいやん」
(みずき)「でもな、みんなは描いてなかってん。てるてる坊主って髪の毛描かへんの?」
(母)「んー、でもママも描いてたことあったよ」
(みずき)「そうなんや。でも、やっぱりおかしいよな。てるてる坊主っていうねんもん。描き直した方がいいのかな」
(母)「大丈夫、大丈夫」
(みずき)「じゃーいいのかな。カチューシャも描いた」
(母)「カ、カチューシャ?」
(みずき)「うん、いいやんいいやん。いいよ」
(母)「そっか、じゃー良かった」
(みずき)「あんな、ツインテールにしてん」(客笑)
(母)「ツ、ツイン? ツインテールにしたん?」

描くとしたらおかっぱヘアーだと勝手に思って話をしていた私はとてもビックリしました。なのでどんな風に描いたのか知りたくなりました。そのツインテールのてるてる坊主を想像しようにも想像がつかなかったからです。

「どんな風に作ったん?」と再現してもらうことにしました。「こんなん!」って見せてもらったら、そこにはもはやてるてる坊主の概念を覆す(客笑)、輪郭はまるで無視した仕上がりに。意表を突かれるとはこのことだと思いました。

念の為ですが、本人は至って真面目です。

なので、私が大笑いをしてしまったことに「なんでなん?」となっていましたが、私はとっても楽しくなったのです。

人を楽しませることができるのは良いことで、それはみずきの長所です。だから何度も言います。自分を好きになってほしいです。もっともっと自信を持ってほしいです。自分の感性を大事にしてね。

22歳おめでとう。

後になりましたが、本日は生誕祭を開いてくださりありがとうございました。実行委員の皆様をはじめ、スタッフの皆さん、メンバーの皆さん、そして会場で盛り上げてくださいました皆さん、みずきに関わってくださる全ての皆様に御礼申し上げます。自由な発想をしてしまう娘ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

みぃーきの母より

(2018年11月11日 NMB48劇場 チームM「アイドルの夜明け」公演)