はい、ということでですね、私のパパからの、通称パピーからのお手紙でしたね。

お父さんがアイドルになりたかったってのは初耳です。(客笑、拍手)

凄いね、新しいことを聞きました。ありがとうございます。ね、この機会にね。

ということでですね、けっこうね、あの私、初めての実は生誕祭なんですけど、なんで私の経歴を話そうと思ったらだいたい全部話されちゃいましたね。凄いね、細かく書いてあったんですけど。

まぁ一応ざっと、皆さんが眠くならない程度にお話ししますと、まぁだいたい6歳ぐらいまでね、山の中で育って、お猿さんみたいに育ったんですけど、小学校に入る時になっておじいちゃんの都会の家に引っ越してきまして6年間小学校、普通に日本の女の子として生活したんですけど、なんと6年生卒業してからフィリピンに家族と移住となって、頑張って色々やって。

で、17歳ぐらいの時ですね、まぁコスプレとかなんか向こうでアイドル活動じゃないけど趣味でそういうことをはじめまして。

で、バイトをこっちで、夏休みの間ね、始めてたんですけど、その時にお客さんがね、SKE48のファンの方がいたんですよ。そう、で、そこでCDを渡されて、『FRUSTRATION』の。「これ、今オーディションやってるんだけど受けてみない?」ってことで言われて。

で、家に帰って真剣に考えてみて、本当にアイドルになろうって考えて、その一歩としてSKEのオーディションを受けさせていただいて、で、なんとその一歩が、なんとなんと合格しまして、私無事に。

でね、約2年前だね、もう。そう、約2年前に合格して、で、こっちに引っ越してきて、で、色々ありました。

で、1年経ったぐらいですかね、冬、去年のちょうど今ぐらいの年に、そうちょっと休業に入ってしまって、応仁の乱がね、始まったので。(客笑)

そう、皆さんご存知の応仁の乱、始まって。

そう、それでね。ありがとうございます。そう、応仁の乱ね、楽しいね。(客笑)

ありがとうございます。そうなんです。で、無事今年の5、6月ぐらいにね、応仁の乱終えて復活しまして、元気でイェイ!イェイ!って五十嵐やってたんですよね。

五十嵐元気でやってて9月19日に誕生日を迎えたんですけど、20歳の誕生日ね、凄いあの、まぁ、おそらく一生忘れることのないような刺激的な誕生日を迎えました、20歳の誕生日ね。(拍手)

※メンバー「そうだね」

凄い、刺激的なね。

※メンバー「ちょっと年少、耳塞いどきな」

あの、言わなくていいよ。

あの、色んな意味で刺激的な誕生日を迎えまして。

で、ちょっとやばいな、どうしようかなと思ってたところで今日ね、こうやって、まぁ無事に生誕祭をね、迎えることができました。

こんな、ざっとね、私の人生はこんな感じだったんですけど。そうね。(拍手)

あっ、ありがとうございます。今日ね、拍手多いですね、やっぱり生誕祭ってね。ありがとうございます。すいません。ありがとうございます。

こんな感じなんですけど、ぶっちゃけ16歳ぐらいで私は止まってるんですよ、正直その色んな成長が止まっててですね。

で、やっぱりさすがに20歳になったんで、ちょっとここで人工的にね、革新を起こしたいと思って今日この場からこう変えることをね、3つご用意いたしました。はい。(拍手)

ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとう。

そう、で、そのうちの1つがまず1つ変えることがですね、まずは、基本的なこと、小学校で習ったと思うんだけど、皆。「まず考えてから行動しよう」って言うね。(客笑)

それを本当に、もう誕生日以来ね、考えてるんですけど、もう更に今日からちょっと強化をしようと思って「ちゃんと考えてから発言する、考えてから行動しよう」っていうね、基礎的なことなんですけどね、それをめちゃめちゃ、まぁ意識して、革新していきたいと思います。はい、そして… (拍手)

あっ、ありがとうございます。またね、ありがとうございます。凄い、ありがとう。人生で一番拍手を受けました、今日ね。(客笑)

嬉しい。ありがとう。

そして2つ目。2つ目がですね、まぁ私の愛しのママ・パパ、通称パピー・マミーって呼んでるんですけど、パピー・マミーをね、ちょっとこの場を利用させていただきます。すいません、あの、直接ね、ほんと20歳の誕生日になったらママとパパに言おうと思ってたんですけど、ちょっとこの場をお借りしますね。

あの、「ママ、パパ」今日から「お父さん、お母さん」って呼ばせていただきます。(拍手)

絶対ね、見てるんですよ。うちのママとパパは。私大好きなんで、私のこと本当に好きで、絶対生誕祭、今ね、もう生配信見てると思うんですけど。そう、見てるね、ママ・パパじゃなくてこれか「お父さん、お母さん」って呼ばせていただきます、20歳なんで。そこのところよろしくお願いします。(拍手)

はい、ありがとうございます。ありがとうございます。

そうして3つ目。3つ目ですね。3つ目はちょっと、忘れちゃったなあ。(客笑)

これが問題なんですね、私ね。

3つ目がですね、(スー シュルシュルシュル…)

あとちょっと。ちょっと待ってね。ちょっとちょっと、降りてきます、降りてきます。いいですか?(客笑)

※メンバー「怖い怖い怖い」

んー。やばい、思い出せない。困りましたね、皆さん。どうしましょう。えー、どうしよっかな。困ったな。花綺麗だな。

あの、ちょっと思い出せないんですけど、多分私の、あっ、そうです。今日から。やっと思い出せました。ありがとうございます。

今日からね、ネガティブ人間をやめようと思います。これからポジティブでいきます、五十嵐。意外とね… (拍手)

ありがとうございます。うるさいんですけど、うるさいんだけどね、意外となんかネガティブだったりしたんですよね。

まぁ自己肯定感をいきなり今日から上げるってことは難しいんですけど、そう徐々にね、ポジティブに生きてこようかなって思いますので、そこのところもよろしくお願いします。

でね、まぁ今日までこんな色んなことがありましたけど、結局ね、凄い今年私、あの一番嬉しかったことがあるんですね。それが、トーク会です。

加入して約、まぁ、ほぼ2年経とうとしてるんですけど、あの、応援してくださってた方を初めてリアルで見たんですよ。初めてね、最近のトーク会で初めてやっと見て、2年前から応援してくださった方をずっと見てなかったっていうのがなかなかレアなケースだと思うんですけど、そう初めて見させていただいて、「あっ、この人ってこういう顔してたんだ。この人ってこういう声してたんだ」って、「この人こういう性格だったんだ」っていうのをね、初めて知れて、ほんとにね、冗談抜きで涙が出るぐらい本当に嬉しかったんですよね。

そう、本当に嬉しくて。でも昨日ね、凄いね、「今日何言おうかな、今日何言おうかな」って昨日ずーっと考えてて、深夜まで。お風呂入ってる最中もずっと考えてたんだけど、結局ね、そのクサい感謝の言葉、ありきたりな感謝の言葉しか思い浮かばなくて。

でもほんとに、なんだろう、いつも恥ずかしがっちゃうんだよ、私。そう、今日この場合をね、せっかくなんでお借りしてね、ちょっといつもじゃ恥ずかしくて言えないことをね、せっかくだから言わせていただきたいと思います。

はい、まずね、そう、私覚えもあんまり良くなくて、けっこう同じミスをしちゃうんですけど、なのにね、嫌な顔せず、嫌な顔ひとつせず、ね、教えてくれる同期の皆が私は大好きです。(拍手)

私は、そう、ずっと見守ってくださって、支えてくださるマネージャーさん、スタッフの方は大好きです。(拍手)

ありがとうございます。そして、私が何をしようともただただ無性に愛してくれるお父さん、お母さんが私は大好きで。(拍手)

ありがとうございます。そしてね、もちろん皆さんですよ。こうやって来てくださって、ペンライト振ってくださる皆さんが本当に私は大好きです。ありがとうございます。(拍手)

はい、ありがとうございます。本当に大好きなんですけど、でも結局自分のことはまだなかなかね、大好きにはなれないんですね。正直そこまでまだ好きになれなくて。

でも大好きな皆が私のことを大好きでいてくれて、信用してくれてるので、そんな大好きな人たちが信用する1人の人間として自分のことを考えたら少しはその自分に自信が持てるようになりました。はい。

これから、なんだろうな、凄い、なんか色々まぁあると思います。やらかすと、多分ね(客笑)

やらかすと。多分じゃなくて絶対ね、なんかね、なんかしらやらかすんですよね、五十嵐ね。

でもね、そう、やらかすんだけど、これけっこう言ってるんですけど、その、これから起こる失敗を恐れてまた、なんだろう、無難な人間には私はなりたくないんですよ。(拍手)

あっ、ありがとうございます。

なのでね、これからも失敗を恐れず、まぁ迷惑かけることもあるかもしれませんが、まぁこうやってたくさんの方に支えられてるのではっちゃけていきたいと思います。よろしくお願いします。はい。(拍手)

そしてね、今日こうやって、何だろう、今日もね、あのー、こうやって来てくださる皆さんがいて、寒い中なのに本当にね、ありがとうございます。こうやっていつも応援してくださってる皆様も、今日だけ赤白紫のペンライトを振ってるよって方々も本当にね、私は本当に本当に愛してます。ありがとうございます。

これから色々あると思うんですけど、そう、20歳の五十嵐を見て少しでも元気出たりね、勇気づけられたりする人が楽しんでいただける人ができるように私は悔いのないようカオスが20歳を過ごしたいと思いますので、ねぇ、よろしくお願いします。

今日は皆様、本当に来ていただいてありがとうございましたね。スピーチ最後まで聞いてくださってありがとうございました。五十嵐早香でした。

(2021年11月5日 SKE48劇場 研究生「We’re Growing Up」公演)