改めて、今日はこうしてこんなに素敵な生誕祭を開いてくださって本当にありがとうございます。

ありがとうございます。

色々都合がつかなくてこの場所に来られなかった方もいらっしゃると思うし、DMMでね、見てくださってる方もたくさんお祝いしてくださって本当にありがとうございます。

はい、そして今日ここまでたくさん生誕祭を準備してくださった皆さん、そしていつもお世話になっているスタッフさん、今日一緒に生誕祭に参加してくれた「ドラむめも」の皆と、そしていつも支えてくれている家族にも改めて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

生誕祭ということで、多分その今までの振り返りとか21歳の目標とかをね、話すと思うんですけど、あの私、お誕生日から3週間ぐらいかな? 経ってて、けっこうメールとかSHOWROOMでけっこう自分で言っちゃってるんですよね。

なのでもしかしたら今から話すことは同じこと言ってるかもしれないんですけど、でもせっかくね、こんなに素敵な生誕祭を開いていただいたので改めてこの場所でお話しさせていただきたいなと思います。

私が一番最初に生誕祭を開いていただいたのは加入した年の18歳のお誕生日当日で、3年前になるので、今回が3年ぶりの生誕祭になるんですけど、私にとってこの3年間は本当に凄く大きな時間で。

特に19歳は1月にTDCで行われた単独コンサートの選抜メンバーに選んでいただいて、それだけでも本当に凄く嬉しいことだったんですけど、ありがたいことに前の方のポジションに立たせていただくことが多くて、ソロダンスとかユニットのセンターとか煽りとか憧れだったトロッコにも乗らせていただいて本当に色んな経験をさせていただきました。

その後に、同じ年に5枚目シングルのシャーベットピンクのセンターをさせていただきました。

センターはアイドルになったらいつか自分もなってみたいなとは思ってはいたんですけど、私はセンターに立てるような魅力を持った人間ではないし、そんなセンターに立ちたいって言えるような性格でもなかったので誰かに口に出して言ったことはなかったんですけど、まさか研究生という立場でシングルのセンターを任せていただくとは思ってもいなくて、

でも、任せていただいた以上頑張りたいなって思ったし、ほんとに凄く嬉しい気持ちでした。

だけどそのやっぱり再出発っていう、グループにとって転機となるタイミングでのセンターは自分が想像していたセンターとはちょっと違って、それまで先輩方が務めてきたセンターがあったからこそ私は研究生という立場でどういう風にこの場所に立っていたらいいんだろうって思ったし、それだけじゃなくて今のNGT48を認めてもらうにはどうしたらいいんだろうって、それだけで精一杯で、自分が目指してたセンター像にはなかなかなれませんでした。

だけどやっぱり任せていただいた以上は頑張りたいって思って、グループを先頭に立って引っ張っていきたいなって、自分のできることは、MVとかもうほんとに初めてだったのでほんとに何もわからない状態だったんですけど、ただただ無我夢中で任せてもらったことを頑張ってたなって思います。

だけど、そのコロナ禍になってなかなかステージに立つことができなくて。でもそれは全てがコロナのせいだったわけではなくて私の実力不足もあって。

私はユニット1つしかやってなかったので、こう唯一ファンの皆さんに会うことができるこの劇場すらも立つ機会が凄く少なくて。

いつしか自分がステージに立つよりも他のメンバーがステージに立ってる姿をDMMで見ることの方が多くなって、私は何をしてるんだろうなって、私もメンバーのはずなのにグループに何も貢献できていないし、こうやってメンバーになるんじゃなくてファンとしてNGTを応援してた方が幸せだったんじゃないかなって思って。

そんな風に思ってる人がセンターに立つのも凄く申し訳ない気持ちになったし、私がセンターじゃない方が良かったんじゃないかなって思われてるんじゃないかって凄くずっと苦しかったです。

それから20歳になって6枚目シングルがリリースされて、ありがたいことに選抜に入れていただいたんですけど、それ以上にポジションが下がってしまったことへのファンの皆さんへの申し訳なさだったり、自分がセンターとして何も見せてあげられなかったのにポジションが下がってしまったことが本当に申し訳なくて自分でも凄く悔しかったし、自分の中でこのグループにいる自分の意味がわからなくなってたところをポジションが下がったことでもっと必要とされてないんだって感じて、私はこのグループにいる、自分のいる意味をわかんなくなってしまったんです。

でもそんな時に「ステージに立つだけがアイドルじゃなくて、SHOWROOMとかメールでたくさん元気をもらっているし、誰よりも新潟のアピールをしようとしている未夢ちゃんは立派なNGTのメンバーだよ」って、「6枚目シングルがリリースできたのは5枚目シングルがあって未夢ちゃんが先頭に立って頑張ってくれたからだよ」って言ってくださったファンの皆さんでした。

皆のこの言葉があったから私はこのグループで自分の居場所を見つけることができたし、それがなかったらもしかしたら今私はここに立っていないんじゃないかなって思います。

それともう1つ。私にとって、私がここにいていいんだって思わせてくれたのはここにいる「ドラむめも」と皆です。

私は3年経ってもメンバーとなかなかコミュニケーションをとるのが苦手で、なかなかメンバーに馴染めなくて、それなのに全員選抜のセンターって、こんなダメダメの私を皆はどんな私も受け入れてくれて、私が一番素でいられる居場所を作ってくれました。

友達の家になんて泊まったことがなかったのに私がフラって泊まりに行けたり、朝までずっと起きてるなんてしたことなかったのに朝まで喋りながらトランプで遊ぶなんて、そんなことしてくれるのは皆しかいません。

だからほんとに私にとって友達以上の存在ができたし、皆がそういう風にしてくれたから他のメンバーともどんどんコミュニケーションがとれるようになりました。だから本当に今の私がいるのは皆のおかげです。ありがとう!(拍手)

なので、そうだから20歳の1年は、その19歳の、なんだろう、活躍? 自分で活躍って言うのも変ですけど活躍があったからこそ凄くたくさん悩んだし、苦しんだ1年だったんですけど、こうしてたくさんの方に支えていただいて今NGT48のメンバーとして21歳を迎えることができました。本当にありがとうございます。(拍手)

ありがとうございます。

そんなたくさん悩んだ20歳の1年の過ごしてきた中で21歳に繋がる自分の頑張りたいこととかやりたいことを見つけました。それはこの地元新潟をもっとアピールすることです。

私がなかなかステージに立つことができなかった時、それでもNGT48のメンバーとしてできることは何だろう?って考えた時に、この新潟の色んな所に行って新潟を発信することでした。

それを皆は私の活動の1つとして認めてくれて、NGTの誰よりも新潟の発信を頑張ってるよって認めてくれたから私は自分の居場所を見つけることができました。

最近ではアウトドアのお仕事をさせていただくようになって自分でもまだ知らなかった新潟の魅力をたくさん知ることができました。

私にとってアウトドアはほんとに当たり前のような存在だったので、自分にしかできない、お仕事に少しずつ繋がっていくことはほんとに私の自信にも繋がっているし、そのだからこそ私にしか伝えることができない新潟の魅力があるんじゃないかなって思います。

それから最近は新潟スイーツ部として大好きだったカフェ巡りもNGT48の活動の1つとしてやらせていただけるようになって。

こうして自分の好きなことをどんどん色んなお仕事につなげていけてるのが本当に凄く嬉しくて、そこを21歳はどんどん伸ばしていきたいなって思っています。

そのために、こう私は、何だろうな、私の目指すNGT48は、私が見てきたNGT48になって、それを超えることです。

私はずっとNGT48のことを応援してきて、今まで実はそんなに新潟が好きだったわけではないんですね。だけどNGT48の存在があったから、NGT48が新潟の魅力をたくさん教えてくれて、私もこの地元を大好きになれて、誇れる場所なんだって知りました。

だから今度は私がNGT48のメンバーとしてもっともっと皆さんに、こうなんだろう、今まで以上に新潟を愛して、今まで以上に新潟の皆さんに愛される、そして新潟の魅力をどんどん発信していくグループに私が引っ張っていきたいなって思います。

それと、そのアウトドアだったり新潟スイーツ部として活動させていただけてるのはNGT48があってこそなので、この活動をもっともっと大きくして今度はNGT48を知ってもらう入り口になれるきっかけになれたらいいなって思います。

なので、そうなれるように21歳の1年はそこを頑張っていきたいなって思うし、そうなるためにはアイドルとしての私ももっともっと成長しなきゃいけないなって思います。

なので、21歳は自分のやりたいこと、思ってることをどんどん口に出してたくさん叶えていくって決めました。

それで言うと、先ほども言ったように私が5枚目シングルでセンターを務めさせていただいた時はまだまだ自分が目指すセンター像にはなれなかったので、この1年自分のやりたいこと、その先に向かってたくさん、どんどんやりたいことをやっていって、この1年の成長が自分らしい、自分なりの、自分の目指すセンターに繋がっていったらいいなって思います。

なのでこの1年は本当にたくさん成長するつもりなので、その成長を皆さんにしっかりと見守ってていただきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。今日本当にありがとうございました!

(2021年12月4日 NGT48劇場 「まみむめも」公演&「ドラサンダイスキミンナオシテネ」公演)