19歳の誕生日おめでとう。

いつの間にか前田家の末っ子も成人を間近に控え、時の流れの早さを感じます。

今回はお兄ちゃんがお手紙を書くことになりました。こういった形でメッセージを伝えるのは初めてやね。せっかくの機会なので昔を振り返りつつ書いてみます。

まず思い出を振り返ってみると、しょっちゅうおんぶをしていたなと思います。それこそ赤ん坊の時から割と最近の高校生になってからも令子が背中に飛びついてきてはおんぶしたままジャンプしたり、大回転したり、ソファーに投げ飛ばしたりして遊んでたね。

そんなイメージが強いからか、いつまでも子供だと思っていたけれど、昨日初めて生でライブを見させてもらいましたが、そこには立派に歌って踊り、MCまでこなす1人のアイドルがいました。

9周年ライブだけあって、会場の熱気は凄まじいにもかかわらず、その熱に飲まれることなく存在感を放つ妹の姿を見て、もうとっくに子供扱いする時期なんて過ぎて成長したんだなと思ったよ。しかも、難波鉄砲隊其之八のメンバーに選ばれるとは。

昔から思っていたけど、令子は本当に努力の人やなと感じています。例えば絵に関しても最初から上手く描けたわけじゃなく、お兄ちゃんが貸した漫画とかの模写をしながらだんだんとレベルを上げて、今ではグッズのデザインを任されるほどになってて素直に感心しています。

目標に向かって努力を惜しまない。一見普通のことかもしれないけど、これを実行して実現できる人はそうそういないからね。

その努力する力があれば、これからも夢を自分の力で叶え続けられると思います。

令和の時代に令子の名が轟くことを期待しているよ。

ただ頑張りすぎて体調を崩さないかちょっと心配もしています。疲れたら立ち止まって、今を見つめてみるのもいいのかもしれません。休むことに関してはエキスパートのお兄ちゃんがいつでも手伝うぞ。

少し気が早いけど、来年はもうNMB48は10周年。令子は20歳と大きな節目を迎えますね。

来年の今頃は家族皆で笑顔で成人を祝えることを楽しみにしています。

そしてファンの皆様、自慢の妹です。今後とも前田令子の応援をどうかよろしくお願いします。

最後になりますが、いつも令子を支えてくださっている運営の皆様、スタッフの皆様、メンバーの皆様、生誕実行委員の皆様、温かく応援してくださっているファンの皆様、本日は本当にありがとうございました。

兄より

(2019年10月6日 NMB48劇場 山本彩プロデュース「夢は逃げない」公演)