心咲へ

14歳の誕生日おめでとう。

7期生のお披露目からもう1年以上経ったね。とても早かったような気がします。

振り返るとダンスが苦手だった心咲にとって毎日毎日涙と睡眠不足の連続だったね。

レッスン終わり、駅まで迎えに行った時、ニコッと笑っている日、悲しそうな顔をしている日、いつもドキドキしながら待っていたこと、懐かしく思い出します。

車に乗った途端すやすやと寝息を立てていた心咲。大丈夫かな?続けられるかな?とお父さんと心配していたんだよ。

学校とレッスンの両立を心がける日々、本当に中学1年生の心咲が愛知と大阪を1人で通えるのか心配でした。

小学生の頃はよく寝る子で、電車にもほぼほぼ乗ったことがなかったよね。そんな心咲がお母さんのことを想って「私1人で通える。ついてこなくてもいいよ、大丈夫」と頼もしいことを言ってくれたよね。

だけど電車の切符を無くしちゃったこと、行き先を間違えちゃって心配と不安に駆られLINEしてきたこともあったよね。なんと1時間で217件! すぐ見れなくてごめんね。反省!(ニコッ)

あれから1年。負けず嫌いな心咲は我武者羅に皆の後をついていけるように頑張ってきたね。

振り返ってみると素晴らしい同期に囲まれて、ついていくだけでも大変だったよね。

でも心咲の成長のためにも最高の同期に恵まれて良かったなと思っているよ。

「Will be idol」の公演に出れないまま、ナンバトル企画が始まり、経験不足の心咲を優しく厳しく引っ張り上げてくださった先輩方にも恵まれたよね。

直さないといけないところをしっかりと確認して、指導してくださるリーダーの琴さん。指先、つま先、表情までしっかり意識することの大切さを教えてくださった桃寧さんや、夜遅くまで練習に付き合ってくださったりかてぃーさんとはもう一緒に練習することはできないけど、かけてくださった言葉はこれからも忘れずに大切に心にしまっておいてね。

優しい言葉をかけてくださるキレキレダンスのあーのんさんには何度も助けてもらったね。

これからも物怖じせず、素晴らしい先輩方に少しでも近づけるように頑張ってね。

ファンの皆さんからはとても温かい言葉、そしてアドバイスの言葉をいただき、とても感謝しております。

公演に出れない日々が続き、心が折れそうな時、ファンの皆様方からいただいた温かいメッセージを涙ながらに読む娘の姿を見て、目には見えない、けど心に響く皆様からの心強いメッセージに親子共々感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも心咲の成長を温かく見守り続けていただけることを願います。

新年の組閣でチームBII研究生の所属となり、新しい環境になったけど、自分の心に花を咲かせ、笑顔いっぱいで応援してくださる皆様の心にも花を咲かせるよう、これからも頑張ってね。

本日このような晴れの舞台を準備してくださった生誕祭実行委員の皆様、いつもパワーを届けてくださるファンの皆様、成長を期待イチの皆様、この場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

心咲の母より

(2022年1月18日 NMB48劇場 吉田朱里プロデュース「Will be idol」公演)