まず今日、今年もこうして素敵な生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆さん、今日劇場にお越しくださったファンの皆さん、スタッフの皆さん、DMM配信をご覧の皆さん、そしてはるちゃんとけいと、本当にありがとうございます。

しっかりと言葉をまとめられてないので途切れ途切れの言葉にはなるかとは思うんですけど、優しく見守ってくださると嬉しいです。

15歳の1年、まぁ今年はですね、今まで毎日のように行っていた劇場公演や握手会などが一気に無くなったり減ったりして凄く誰も予想できなかった環境にビックリしました。はい、しました。

特に私のファンの皆さんは劇場などでのライブなどでの私のパフォーマンスを見てファンになって好きになってくださった方が凄く多いと思うので、この期間に劇場公演などをすることができなくなって私的にはどこか体の一部がなくなったような凄く自分に自信が今まで以上にもてなくなって、何をするにしても自信がないから思うように前に進めなくて、行き詰まった期間でもありました。

だからといってSNSとかでの発信をたくさんしているかと言われれば全然発信するのが苦手で、できていないし、去年の生誕祭ではファンの皆さんとつらいことも嬉しいことも一緒に共有していけたらいいなって言っていたんですけど、この1年はあんまりファンの皆さんとコミュニケーションを取ることができなかった1年だったんじゃないかなと凄くつらくてファンの皆さんには悲しくて寂しい思いもさせてしまったし、でもどこかもどかしくて少しイラっとさせてしまったんじゃないかなと悲しく思います。

鉄砲隊のイベントとか麻雀イベントの予選とか本戦とか、あとは握手会の、お話会の全完売とか私のわがままばっかりを今年は特にファンの皆さんにたくさんぶつけてしまって…しまったなと思います。

ファンの皆さんにばっかりぶつけてて、あまり自分では努力というか何も頑張れてなかったし、ファンの人ばっかりに何か押し付けてしまっていたんじゃないかなと凄く後悔しています。

TIFとか。TIF、TOKYO IDOL FESTIVALさんのイベントだったり、第1話さんの主演のドラマだったり、ひらパーさんでのイベントだったりとかたくさんチャンスはいただいてるのにそれをうまく自分のものにできてなくて、自分で自分の可能性を壊してしまっていた自分にも凄くイライラしたりとか、今年の1年はほんとに一言で言うと「後悔」っていう言葉が出てきます、出てきています、できました。

後悔ばっかりはしたくないし、私はいつかファンの皆さんに「自慢の推しメンはあーのんだよ」って言ってもらえるようになりたいです。

それも言葉だけじゃなくて、言葉だけの感じじゃなくて本当に心からそう思ってもらえるように、心からそう思ってもらえるようなアイドルに存在になれたらいいなと思っています。

今の自分ではまだ全然そう言ってもらえるようなアイドルじゃないし、存在でもないし、厳しいのはわかってるんですけど、そんなアイドルではないんですけど、もっともっと自分自身ファンの皆さんにつり合うように努力していきたいと思いますし、劇場公演とかもまたいつか再会されたら皆さんに、皆さんの目の前でパフォーマンスをしたりとか、笑顔を届けられるように頑張っていきたいなと思っています。

さっきのお母さんの手紙にもあった通り、正直やめたいって、卒業したいって思った時期もこの期間で凄くありました。

でも今やっているお話会とかでファンの皆さんから「NMBの未来頑張ってね」とか「もっともっと上に行けるよ」とか言ってくださって、まだこんなに私に期待してくださっている方がいっぱいいるんだなって思うとまだ卒業はできないし、自分の考えがまだまだ甘くて今のままじゃ逃げてるだけなんじゃないかなと思います。

なので、これからの私はもっともっと強くなって皆さんにたくさん言葉で笑顔で救われてきたので、次は私が皆さんのことを元気づけられたり、「明日も頑張ろう」って思ってもらえるような存在になっていけたらいいなと思います。ありがとうございます。(拍手)

今日は本当に皆さんの顔をしっかりと見て、こうやって直接会えてるんですよね? 直接会えて、皆さんとこうやって笑顔で笑い合って、笑い合うことができて凄く嬉しいです。

16歳の私は不器用で危なっかしくて、もう見てられないって思うかもしれないんですけど、これからもワガママな泉綾乃をこれからも応援よろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

(2020年12月1日 NMB48劇場 泉綾乃 生誕祭)