今日は劇場に足を運んでくださった皆さん、DMMの配信をご覧の皆さん、本当にありがとうございます。

はい、えっと、そうですね。

はい、えっと今日はね、私は口下手なので、カンペを見ながらちょっと箇条書きみたいな感じで読ませていただきたいなと思うんですけど。

そうですね、私は板野友美さんに憧れてHKTに加入して、そうですね、中学2年生だった私は最初はダンスも歌も未経験で何もかも先輩とか同期に置いていかれないように突き進むことが最初の目標で、HKT入ってからも学校にあんまり行けなくなったり、ずっと支えてくれてる家族とか友達と一緒に過ごす時間が減ったりとか、周りの環境が本当にガラリと変わりました。

今まで通り普通の女の子として過ごしていたら、こうやってたくさんのファンの方と出会えることもなかったと思いますし、そうですね、たくさんでも経験した分、つらいこともほんとに多くって、毎日が学ぶ日々でした。

私は可愛くてキラキラしているアイドルになりたくてHKT48に入ったのに、私にはそうやってなれてるのかなって、最初の頃は自信もなくて、初期の頃はけっこうそういう悩みを毎日抱えながら過ごしていました。

「脳内パラダイス」公演を研究生だけでさせていただくことになって、同期だけで研究生だけでステージに立たせていただけるありがたさと、初日の公演でフルの出演ができなかったことが凄く悔しくて、どうしたらたくさんの方に見てもらえるのかなって思った時に演目っていうか公演をたくさん覚えたりポジションを覚えることで出られなくなった人の代わりとかになれるんじゃないかなって前向きな感じに、そうやって思えることができたのは、やっぱりそういう悔しい気持ちがあったからだなって思ってます。

そして自分に自信が持てるようになったのはやっぱり昇格でチームTIIさんのチームに5期生1人で入らせていただくことになった時は、やっぱり同期がいないから寂しいし、スキルの高い先輩の方たちに置いていかれないかなって思っていたんですけど、チームTIIのエミリーさんキャプテンのチームに入らせていただけて、ほんとにもう毎日毎日学ぶことが多くて、今では、最初はほんとにつらいなー、やだなーと思っちゃってた自分もいたんですけど、でもほんとに今では入れて良かったなと思いますし、アンダーの方には申し訳ないんですけど、チームTIIの公演で5期生1人っていう凄い羨ましがられる立ち位置に、ほんとに5期生のアンダー来てほしくないなと思いながら、ほんとは正直思ってた自分もいたんですけど、でもこうやってね、今ははなさんのキャプテンのチームKⅣに来られて良かったですし、初めてのアンダーもあおちゃんのキャプテンの時に出させていただけることがほんとにできて、本当に嬉しかったです。

それからは外のイベントに出させていただけることも増えて、ファンの方がたくさん喜んでくださる姿を見ることができて本当に嬉しかったです。

これまでファンの方にはたくさん支えていただくことができて、2年連続でラビリンスのCM選抜に15位と3位にしていただいて、楽曲MV撮影に参加することができて本当に嬉しかったです。

そしてひなが挑戦してみたいなって思ったことに全力で背中を押してくださるファンの方がほんとに大好きです。ありがとうございます。

そして普段言わないんですけど、家族にも言いたいなと思います。

ママへ

ママには迷惑をかけてしまったなって思ってます。

実は去年ぐらいまで少し遠いところからHKT48のところに通っていて、始発のバスで向かったり、一番遅いバスで帰ったり。でもどんなに遅くてもママは迎えに来てくれて、ずっと待ってくれてました。

でも、ひなはけっこう反抗期だったから、ひなのことを思って言ってくれてたことにめんどくさいなって思っちゃったり、「自分でわかってるから」って言い返して八つ当たりしちゃったり、何度も喧嘩しちゃって口を聞いてくれなかったことも本当に多くて。

でもひなにとってはママは、ママにしか弱音を吐けないし、嬉しいことがあったら一番聞いてほしい人だなって思ってます。

そしてパパには、ママと喧嘩したらパパに電話して、代打で迎えに来てもらったり(客笑)、弟にもひなのせいでたくさん我慢させてしまってるなってことは思っていました。

でもこうやって今日素敵な公演の時に見に来てくれて、ほんとにひなは家族のことが本当に世界一大好きだって…大好きです。今年の夏は杉乃井ホテルに行こうね。(客笑)

えっと、HKT48で活動できたこと、メンバーに出会えたこと、ファンの方々に出会えたことは私の誇りですし、この5年間色々あったけど、ほんとに幸せで楽しい毎日でした。

たくさん支えてくださって、応援してくださって本当にありがとうございます。

(2023年7月6日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演)