美晴、17歳のお誕生日おめでとう。

ちょうど1年前、SKEの合格を知らされた時は本当に驚きました。

そして正直、心配と戸惑いしかなかったです。

アイドルが大好きなことはわかっていたけれど、そしてオーディションに応募したことも知ってはいたけれど、アイドルになることは想像したこともなく、不安で仕方なかったです。

それというのも小さな頃は自然に囲まれた高山で小さな肩にスキー道具を背負って山に登ったり、ガールスカウトで募金をしたりと毎日ハツラツと過ごしていたのに、思春期に入り少しずつ笑顔が少なくなっていたからです。

美晴は我慢強い子で、大抵の嫌なことは我慢してやり過ごし、後になってから報告する子でした。

だから厳しいアイドルの世界、背中を押していいのか最後の最後まで迷いました。

大晦日のお披露目公演で初めて美晴が踊ってる姿を見て、不覚にも涙が出ました。

この1年「辞めたい」とは一言も言わず、「皆より上手にできない分、練習しないといけない」と一生懸命に頑張っていましたね。

同期の子が次々と公演デビューする中、美晴は最後の最後でしたね。

苦しく悲しい思いをしたと思いますが、ようやく一歩前進しましたね。

これからまだまだ大変なことがあると思いますが、今日が一番輝いてると思える毎日を過ごしてね。

応援してくださるたくさんの方やスタッフの方、近くで励ましてくれる同期や先輩方に感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張って。

最後に。美晴の誕生日を祝ってくださる皆さん、本当にありがとうございます。親の言葉を素直に聞けない反抗期真っ只中にいる美晴を支えてくださり、ありがとうございます。

親の励ましより皆さんの言葉の方が何倍も励みになっていることと思います。

まだまだ始まったばかりのアイドルですが、これからもどうか応援お願いします。

(2019年12月19日 SKE48劇場 「手をつなぎながら」公演)